この週末にシリーズ第4戦『ボッシュ・パワーツールズ・パース・スーパースプリント』を控えるRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップより、昨季2023年に続いて北米大陸への挑戦者が名乗りを上げ、実力者2名のNASCARカップシリーズ同時参戦が決定。すでに直近にてNASCARクラフツマン・トラック・シリーズの2戦を経験したキャメロン・ウォーターズ(ティックフォード・レーシング/フォード・マスタング)と、今季より名門トリプルエイト・レースエンジニアリング(T8)に移籍したウィル・ブラウン(レッドブル・アンポル・レーシング/シボレー・カマロZL1)が、ともに6月のソノマ・レースウェイで開催されるシリーズ第16戦『トヨタ/セーブ・マート350』で最高峰へのデビューを果たす。
先月4月5日にマーティンスビルで開催されたNASCARクラフツマン・トラック・シリーズ第6戦『ロング・ジョン・シルバーズ200』にてトラック初参戦を果たしたウォーターズは、その際にドライブしたソースポーツ・レーシングの66号車フォードF-150から、新たに『ステージ60』と称したプログラムを実施するRFKレーシングの60号車フォード・マスタング“ダークホース”へと乗り換える。
110戦連続未勝利に終止符。ケセロウスキー代表が新型マスタングとともに今季初優勝/NASCAR第13戦
「僕にとってこの機会は夢が叶ったも同然であり、NASCARとカップシリーズの世界中の観客数を考えると、絶対に軽視することはできない」とプレスリリースに綴ったRSC通算11勝の29歳。
「今年は幸運にもNASCARの水域に少し足を浸すことができ、この夏に自分のロードレース経験を試すことに興奮している。このような挑戦を実現するには強力な後ろ盾が必要だからね」
昨季のシカゴでトラックハウス・レーシングチームが主宰する『Project 91』のプログラムより北米大陸最高峰に挑戦し、いきなりデビューウインを達成した“SVG”ことシェーン-ヴァン・ギスバーゲンに続くチャレンジとなるが、この契約はマスタング“ダークホース”が初優勝を達成したダーリントン終了直後の火曜にも、RFKからのティーザーがSNSで公開されており、今季の同プログラムふたり目のドライバーとしてRFKレーシングの共同オーナーでもあるブラッド・ケセロウスキーの招聘に応じることとなる。
■RSC現ポイントリーダーはカマロZL1で参戦へ
「カム(ウォーターズの愛称)はオーストラリアとの度重なる往復フライトで過去数カ月、確かにそれなりのマイルを記録したが、NASCARの雰囲気にも慣れ、すでに我々のシミュレーターで(同プログラムより開幕のデイトナ500に参戦した)デビッド・レーガンと協力するという素晴らしい仕事をしてくれた」と語るのは、おなじみフォード・パフォーマンスのモータースポーツ部門グローバルディレクターを務めるマーク・ラッシュブルック。
「我々の世界的なモータースポーツファミリーの別のメンバーが、大陸を渡った別のシリーズに出場できるのはいつもエキサイティングであり、これは彼にとって自分の才能を披露する絶好の機会であると感じている。この『Stage 60』プログラムを開始してくれたRFKに感謝するとともに、今からソノマを楽しみにしている」
そのフォード陣営の発表が行われた翌日、ライバルであるGMシボレーからも強力なチャレンジャーの存在が公にされ、現RSCチャンピオンシップリーダーのブラウンもリチャード・チルドレス・レーシング(RCR)のシボレー・カマロZL1をドライブすることが決まった。
そのRCRは昨季のインディアナポリスで開催されたロードコースの1戦にて、当時オーストラリアでブラウンの僚友を務めていたRSC新王者ブロディ・コステッキ(エレバス・モータースポーウ/シボレー・カマロZL1)にカップ初参戦の場を提供していたが、ブラウン自身も数戦を視察に訪れチームに帯同するなどRCRには馴染みがある。
また、昨年12月にサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開催された『ワールド・レーシング・リーグ』の1戦では、チームのカップレギュラーであるカイル・ブッシュやオースティン・ディロンらとマシンをシェアした経験も有する。
そのブラウンは、オーストラリア大陸からの越境に際し「本当に素晴らしい機会」とSNSに投稿し、改めてその意気込みを語った。
「アメリカ本土に向かい、リチャード・チルドレス・レーシングとともに北米最高レベルのレースをすることができるなんて、またとない絶好のチャンスだ。地元オーストラリアには長い間、僕をサポートしてくれている素晴らしいスポンサーがいる。モバイルXやモトローラ&ショー、そしてパートナーズ・ファイナンシャル・サービスもこのプロジェクトでレースに参加してくれている。彼らなしでは僕たちはこの挑戦を達成できなかっただろう」
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