ウイリアムズは、イスラエル人ドライバーのロイ・ニッサニーをテストドライバーに起用することを発表した。
2018年はFIA F2に参戦し、入賞1回でランキング22位となっていたニッサニーだが、昨年は手首の怪我により。彼は昨年末に行なわれたF1のアブダビタイヤテストにウイリアムズから参加。今季のレギュラードライバーであるジョージ・ラッセル、ニコラス・ラティフィとマシンをシェアして走ったが、ふたりからは4秒近く遅いタイムに終わっていた。
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今季ニッサニーは、チームのシミュレータープログラムに携わるだけでなく、公式テストに“ルーキー枠”として参加するようだ。さらに、金曜フリー走行にも3回出走する予定だ。どのレースのフリー走行に参加するのかは明らかとなっていないが、彼は今季FIA F2に参戦する可能性があると見られており、F2に影響のないグランプリで走行することが予想される。
またウイリアムズは、ニッサニーとの契約の一環として、イスラエルの自転車競技チーム『イスラエル・スタートアップネーション』とコラボレーションすることが発表された。ニッサニーが走行する際には、同チームのロゴが掲示されることになるようだ。
なお彼の父であるシャノック・ニッサニーは、2005年F1ハンガリーGPの金曜フリー走行にミナルディから出走しており、親子2代でのF1公式セッション参加が実現することになりそうだ。
今回の契約に際し、ニッサニーは次のようにコメントした。
「これはイスラエルのモータースポーツにおける歴史的な出来事だ。アブダビでテストに参加した時、僕はこのチームとマシンにすぐに馴染むことができた」
「今年ウイリアムズで得られる経験はかけがえのないものとなるだろう。トラック内外で仕事を始められることを楽しみにしている」
また、チーム副代表のクレア・ウイリアムズもコメントを残した。
「ロイはアブダビでのポストシーズンテストで自らの能力を証明しました。我々は彼が短期間で成し遂げた仕事に非常に感銘を受けました。勤勉な彼と今年一緒に働けることを楽しみにしています」
なおウイリアムズは既に、DAMSからF2に参戦するダニエル・ティクトゥムと、Wシリーズ初代チャンピオンのジェイミー・チャドウィックを開発ドライバーとして起用することを明らかにしている。
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