F1界の“帝王”と呼ばれた男、エンツォ・フェラーリの情熱と狂気に満ちた生き様を、圧倒的熱量で描いた映画作品『FERRARI(フェラーリ)』。実話をもとに製作された同作品が7月5日(金)より劇場公開となるのを前に、大のF1好きとして知られるタレントの堂本光一氏が、『フェラーリ』の宣伝アンバサダーならぬ“宣伝コメンダトーレ”に就任したことが発表された。
『ヒート』や『インサイダー』などの傑作を生みだし、『フォードvsフェラーリ』では製作総指揮を務めた巨匠マイケル・マンが監督を務める同映画は、構想に30年を要した超大作だ。エンツォ・フェラーリ役のアダム・ドライバーをはじめ、ペネロペ・クルス、シャイリーン・ウッドリー、レーシングドライバーとしての顔を持つパトリック・デンプシーなどの豪華実力派俳優が集結し、1957年、当時59歳だったエンツォの波乱と激動の1年を描いている。
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そんな『フェラーリ』の宣伝コメンダトーレに、筋金入りのフェラーリファンとしても知られる堂本氏の就任が決まった。
「かっこよさや華やかさ、そういった部分はもちろんですが、フェラーリがフェラーリたる所以、国を挙げた文化やその歴史に、自分がフェラーリを好きになったきっかけがあるんです。本作を観てフェラーリの奥深さを知ることができて、さらにフェラーリが好きになりましたし、皆さんにもそれを感じていただけたらな、と思います」とコメントした堂本氏。
同氏は続けて、予告編にも出てきたセリフを引用し「『レースをするために車を売る』。これはある意味フェラーリのすべてが詰まっている言葉で、僕がフェラーリを好きな部分です」と語る。
「フェラーリの栄光や、きらめきだけじゃない部分が描かれていますし、フェラーリ好きにとっては真髄に迫れると感じています。今回この映画が日本でも公開されるということで、たくさんの人に映画の魅力をアピールできるよう精一杯宣伝コメンダトーレを務めさせていただきます」と力強く意気込みを語った。
なお、コメンダトーレ(社長・騎士団長)とは、レーシングドライバーやエンジニアたちが、エンツォ・フェラーリに対し親しみと敬意を込めて呼んだ愛称だ。
前述のとおり、映画『フェラーリ』は7月5日(金)から全国の劇場で公開開始となるが、堂本氏が登壇する先行上映会が6月24日(月)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催されることが決定した。舞台挨拶のチケットは『チケットぴあ』にて販売され、先行抽選販売申込受付は6月15日(土)11時から、一般販売は6月20日(木)10時から開始となる。
6月5日に解禁となった本作の予告編では、破産の危機のなかエンツォが起死回生を賭けて挑んだイタリア全土1000マイル縦断の公道レース『ミッレミリア』のレースシーンなどが収められた。併せて解禁となったポスタービジュアルには、情熱と狂気を併せ持つエンツォの二面性を思わせる表情とフェラーリ315S、335Sが地を切り裂くように疾走する姿が描かれている。
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