日産キャラバンのOEM車、いすゞ「コモ」の大本を辿ると、F1エンジン搭載のショーモデル存在が！

■「ファーゴ」から「コモ」に車名変更

突然ですが、いすゞの「コモ（COMO）」というクルマをご存知でしょうか。日産から1トン積みクラスのキャブオーバーバン「キャラバン」のOEM供給を受け、いすゞブランドで販売しているモデルである。

もともといすゞではカプセルシェイプの1ボックスモデルとして自社開発した「ファーゴ」を1980年12月に投入。1995年8月に日産から「キャラバン（E24型）」のOEM供給を受けてフルモデルチェンジを実施した。

Comments

F1エンジン搭載ショーカーと言う表題と写真からバブル期の夢のコンセプトモデルと期待したがその部分は薄い記事でした。大体このいすゞ製F-1エンジンはいすゞの技術者が力試しの為に試作（２基？）しロータスに積んで試走したらシェイクダウンながらトップマシン、マクラーレンホンダの数秒落ちと言う驚くべき性能を見せたもの。欲のない（予算もない？）いすゞはこれで満足して終了したプロジェクト。１０年前にはタミヤ本社ショールームで実物が見られた。それを積んだショーカーがあったとは驚きだがF－１エンジンを公道用に使っても現実的には使いにくかっただろうとは思う。先鋭的名車を輩出したいすゞが乗用車生産から撤退して久しいが大メーカーでは実現できないスペシャルなスポーツカー等の少量生産が出来たらさぞや魅力的な車が生まれると思う。ヤマハともどもそろそろ覚醒して欲しいメーカーである。

TOYOTAとOEM決定
セレナ=ヴェルファイア
キャラバン=ハイエース