スーパーGTの2019年シーズンも、ツインリンクもてぎで開催される第8戦で大詰めを迎える。
GT300クラスは、4チームがチャンピオン獲得の可能性が残している。しかし、ランキングトップの#55 ARTA NSX GT3(高木真一/福住仁嶺)がかなり優位なのは間違いない。
■集大成をみせる時。6号車の大嶋&山下、初タイトルに向け気合い十分
ランキング2番手の#96 K-tunes RC F GT3(新田守男/阪口晴南)に対し14.5ポイントのリードを築いている55号車は4位以上、または5位+ポールポジションを獲得すれば、ライバルたちの結果に関係なく自力でチャンピオンを決められる立場にいるのだ。
だが、高木は全く気を緩めていない様子。昨年、12ポイントリードで乗り込んだ最終戦もてぎで9位に終わり、タイトル獲得を逃した苦い思い出があるからだ。
「昨年は12点じゃ足りなかったということで……今回は14.5点リードしているんですけど、それも昨年と同じような結果だと足りないわけです」
「そう考えると、自力でも5位くらいには入れるようなレース運びをしたいですね。(日曜日の)天候も怪しいので、気をつけなくちゃいけないです」
そう高木は語った。なお、決勝が行われる11月3日(日)の天候は、1日(金)の時点で晴れの予報が多いものの、雨マークがついている予報もあるという微妙な状況となっている。
事前にもてぎで実施したテストの結果、高木はレースペースに関して良い感触を掴めているという。また、ハードブレーキングが要求されるツインリンクもてぎでは、ホンダNSX GT3の“ブレーキ”が泣き所になりうるものの、その対策も施されているようだ。
「事前にテストをした時はもうちょっと気温も高かったですけど、ドライであればレースペースはそれほど悪くないと思います。今のところは良いフィーリングでレースができると思います」
「心配されていたブレーキの方も、プロジェクトミューさんが頑張ってくれて、少し改善されたかなと思います。そうは言っても、ブレーキの熱がこもってしまうクルマらしいので、そこが一番大変なのは変わりありません」
GT300クラス通算21勝を誇る高木。毎年のようにタイトル争いに加わっているが、チャンピオンに輝いたのは2002年の1度だけだ。
高木は、当時チームメイトだった新田とチャンピオン争いを繰り広げていることが「励みにもなるし、非常に嬉しい」と話し、わずかにマージンを残した走りで、”今年こそ”チャンピオンを手にしたいと意気込んだ。
「今持っているものを98%くらい使って走れば良いのかなと思います。100%を超えてしまうとスピンもしてしまうし、何が起きるか分からないので……ほんの少しマージンを持ちながら走りたいですね」
「96号車も同じブリヂストンタイヤを履いているので、クルマのポテンシャルを最大限に活かした方が前に行けるのかなと思います」
「”今年こそ”って毎年言っていますけど、なかなかチャンピオンを獲れるチャンスはないので、それ(チャンピオン獲得)が今年であってほしいですね」
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