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福住仁嶺が2連勝。国内トップドライバー多数参戦の2024年インタープロトシリーズが開幕

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福住仁嶺が2連勝。国内トップドライバー多数参戦の2024年インタープロトシリーズが開幕

 5月11~12日、静岡県の富士スピードウェイで2024インタープロトシリーズ POWERED by KeePerの開幕大会となる第1・2戦が開催され、福住仁嶺(キーパー号)が2連勝を飾った。

 2024年シーズンは全4ラウンドが予定されているインタープロトシリーズ。専用車両『Kuruma』を使用するクラスには過去最多タイの12台がエントリーし、新たに牧野任祐(人馬一体ドライビングアカデミー)、藤波清斗(KIプロモート)、石川京侍(ルーニーダイワN アキランドIPS)、卜部和久(INGING MOTORSPORT)が引き続き参戦する国内トップドライバーたちとワンメイクレースを争う。

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 11日午前に行われた予選では、各車が集団のなかでスリップストリームを使うなか、単独アタックを行ったロニー・クインタレッリ(ララパルーザ)が1分44秒763でポールポジションを獲得。

 第1戦の決勝は翌12日の14時40分から争われ、ポールスタートのクインタレッリ、2番手スタートの福住が順位をキープしてターン1のTGRコーナーを通過していく。後方では、牧野、卜部、小高一斗(NETZ NOVEL MIE)の3台がADVANコーナーで接触。卜部と小高はピットに戻り戦線離脱となった。

 この1周目の混戦でリードを広げたのはトップ2台。その後クインタレッリと福住は抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げ、最終的にダンロップコーナーでクインタレッリのインに飛び込んだ福住がトップに浮上すると、ファステストラップを記録する速さで後続を引き離してトップチェッカーを受けた。クインタレッリは2位となり、昨年王者の山下健太(NAVUL)が3位に続いている。

 第1戦の順位をもとにグリッド再整列が行われた後にスタートした第2戦では、クインタレッリと山下による2番手争いが白熱。5周目に山下がクインタレッリをかわすと、背後に迫っていた阪口晴南(岡山トヨペットK-tunes)も6周目にクインタレッリをオーバーテイクして3番手に浮上する。

 トップの福住は、2番手以下のバトルが繰り広げられているあいだにリードを広げていき、最終的に3.5秒差のリードで2連勝のチェッカーフラッグを受けた。2位には山下、3位には阪口が入った。

「決勝レースでのロングランはある程度自信がありましたし、なるべく早くロニー選手に仕掛けて前に出ることができれば、第2レースで前からスタートして逃げ切れるかなと期待していました」と連勝を飾った福住。

「1レース目の途中からロニー選手のペースが落ちて、そこで僕にチャンスがやってきて、けっこうギリギリのスペースでしたけど、しっかり追い抜くことができました。チームが素晴らしいクルマを用意してくれましたし、今回はレース展開にも恵まれたと思っています。ひさしぶりに2連勝できて良かったです」

 GRスープラクラスは坪井翔(2W GR Supra GT4 EVO)がライバルを寄せ付けない走りで2連勝を達成。また、GRスープラクラスへのスポット参戦を行った立川祐路(SNK GR Supra GT4 EVO)は、スーパーGTドライバー引退後の初レースで阪口良平(アキランド GR Supra GT4 EVO)とバトルを繰り広げ、3位表彰台を獲得した。

 石浦宏明(TR CCR-S)と大湯都史樹(KK CCS-R)のスーパーGTチームメイトバトルが注目を集めるCCS-Rクラスは、2レースとも石浦がトップチェッカーを受け、大湯は第2戦の終盤にトラブルで遅れをとっての2位となっている。

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