■トヨタとの協業で誕生したステーションワゴン「スウェイス」
スズキの英国法人は、新型「スウェイス」を2020年11月中に英国で発売すると、11月10日に発表しました。現地での価格も発表され、下位グレードのSZ-Tが2万7499ポンド(約380万円)、上位グレードのSZ5が2万9299ポンド(約400万円)です。
【画像】スズキ新型ワゴン「スウェイス」をささっと見る(25枚)
新型スウェイスはトヨタから供給されるOEM車という位置づけで9月に公開されました。ベース車はトヨタ「カローラツーリングスポーツ」(日本名:カローラツーリング)で、英国で製造され、ヨーロッパ各地に輸出されます。
外観は、フロントグリルやバンパーを専用デザインとし、パワートレインは1.8リッターエンジン+モーターのハイブリッドが搭載されました。
英国での販売台数は、年間2000台が計画されています。
※ ※ ※
トヨタとスズキは、2019年3月20日に「トヨタとスズキ、新たな協業検討に合意」と題したプレスリリースを連名で発表。このなかで、両社の強みを生かした協業について具体的な検討に着手すると、明記しました。
発表では、「トヨタの強みである電動化技術、電動車の供給」という項目に「欧州でのスズキへの電動車OEM(トヨタ名 RAV4、カローラワゴン)供給」という具体的な事例があり、新型スウェイスは協業の成果として発表されたとみられます。
なお、「RAV4」はスズキ版「RAV4 PHV」である「アクロス」として、2020年7月に発表されました。
それではここでクイズです。
前述した、2019年3月に発表されたトヨタとスズキの協業の具体的な内容(予定含む)について、当てはまらないものはどれですか。
【1】ハイブリッドシステム・エンジンおよび電池の現地調達化によるインドでのハイブリッド技術の普及
【2】トヨタのコネクティッドカー技術をスズキ車にも採用
【3】スズキがインドで生産する小型車をトヨタのアフリカ市場向けにもOEM供給
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正解は【2】の「トヨタのコネクティッドカー技術をスズキ車にも採用」です。
ちなみに、【3】の「スズキがインドで生産する小型車をトヨタのアフリカ市場向けにもOEM供給」については、2020年9月にスズキ「バレーノ」のOEM車がアフリカ市場で販売されることが発表され、具体的な成果となりました。
OEM車はトヨタ「スターレット」と名付けられ、往年のコンパクトカーの車名が21年ぶりに復活したとして、話題となりました。
※クイズの出典元:くるまマイスター検定
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