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マクラーレン、マシンの性能は“4~6番手”? 「他が優れている」とチーム代表

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マクラーレン、マシンの性能は“4~6番手”? 「他が優れている」とチーム代表

 今季のマクラーレンは前半戦で82ポイントを獲得し、コンストラクターズランキング4番手の座を不動のものとして夏休みに突入した。5番手のトロロッソ(43ポイント)とはほぼ倍近い差をつけている。

 今季は特に中団争いが激化しているが、マクラーレンはダブル入賞を4度記録。他チームでダブル入賞を3回以上記録したチームはなく、いかにマクラーレンが安定しているかが分かる。

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 マクラーレンのマネージングディレクターを務めるアンドレアス・ザイドルは、シーズン前半戦の戦いぶりについて次のように語った。

「4番手というのは現時点では素晴らしい成績だ。ただ、これはマシンのパフォーマンスによるものだけではない」

「マシンのパフォーマンスは平均して4番手~6番手、または7番手のチームといったところだった」

「ただ、我々は他の分野が優れていた。スタート、ピットストップ、戦略、そして素晴らしいドライバー……他のチームが中団でもがき苦しんでいる中、これらがポイントに繋がったんだ。我々は4番手から6番手(のパフォーマンス)だったが、他のチームはもっとアップダウンが激しかった」

 チームのパフォーマンスディレクターであるアンドレア・ステラ曰く、マクラーレンを含めた5チーム(マクラーレン、ルノー、トロロッソ、ハース、アルファロメオ)のマシンがとても近い性能域にあるとして、レーシングポイントもここ数戦のアップグレードでそこに入ってきたと語った。

「マシンのパフォーマンスを評価する時、それ(判断材料)はチャンピオンシップポイントでもレース結果でもなく、パフォーマンスのポテンシャルだ」とステラは語った。

「非常に狭いところに5チームがいると思う。フォースインディア(レーシングポイント)も進歩してきたから、今はおそらく6チームだ」

「純粋なパフォーマンスは非常に接近していて、コンマ2秒程度しか(差が)ないと思う。だから他の要素がどれくらいチャンピオンシップポイントに影響しているかがよく分かる」

「正直、私が気に掛けてきた(マシン)コンセプトについても言及したいところだが、我々はまだ多くを成し遂げていないので、そこは謙虚であるべきだと思っている」

 ザイドルはマクラーレンがコンストラクターズ4位を手にしたいと考えている一方で、継続的に進歩していくことが何よりも重要だと語った。

「正直に言うと、昨年から今年にかけてステップを踏めたことがとても重要なことだった。我々が次なるステップに進むためには、将来的にどのようにアプローチしたいかというビジョンを固めることが重要だ」

「もちろん今はコンストラクターズ4位を獲得したいと思っているが、私にとっては焦点を当てていることがもっとたくさんある。『さあ、正しい結論を導き出して、次のステップを踏み出そう』といった感じだ」

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