日産自動車の米国法人は9月7日、間もなく公開されるコンセプトカー「Zプロト」の予告映像の第二弾をYouTubeの公式アカウントに公開した。
次期「フェアレディZ(米国名:370Z)」を示唆するZプロトについては今月1日、歴代Zの開発やレースでの活躍をショートムービーで振り返る映像が公開された。
それに続いて今回公開されたのはハッシュタグ「#PoweofZ」が付された第二弾の動画。そこで、フォーカスされているのは1969年にデビューした初代から先代のZ33型までのエクステリアデザインの変遷だ。歴代モデルが車列を組んでサーキットを走行する様子からは、いずれのモデルもロングノーズ&ショートデッキというスポーツカーの文法に沿ったスタイリングを採用してきたことが見て取れる。特に50年以上前に登場した初代Zは、アイコニックなヘッドライトの造形や切り落とされたようなリアエンドなど、今見ても古さを感じさせない。
ファンにとって嬉しいニュースは、Zプロトがこうした先達からデザインエッセンスを受け継ぐこと。新たにクローズアップが公開されたヘッドライトは、上下に半円状のLEDエレメントを付与されており、そのモチーフが初代Zにあることは明らか。また、おそらくリアコンビネーションランプと思われるライトユニットは、10年以上の長きにわたって生産された4代目のリア部分を典拠としているようで、その特徴的なグラフィックはZプロトに一層の個性を与えている。さらに、誇らしげな「Z」のエンブレムが装着されることも判明。こうした細部の仕上げにファンならずとも思わず頬が緩んでしまう。
デザインの詳細は今回も明らかにされなかったものの、リアに向けなだらかに下降していくルーフラインなど美しいファストバックスタイルのシルエットは初代を忠実になぞっており、レトロとモダンの融合というZプロトの開発テーマは具現すると見ていいだろう。
あとわずか1週間に迫ったZプロトのワールドプレミア。日本時間で16日 9:30に予定されている。
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