歴史的な筆記体ロゴを纏った7台の異なるモデルを展開
トライアンフ モーターサイクルズ ジャパンは、2024年10月29日に、そのルーツを1907年にまで遡る、トライアンフの歴史をもつ筆記体ロゴを復活させ、そのロゴを使用した2025年向けの新たな限定コレクションとなる、モダンクラシックシリーズの「ICON EDITION(アイコン エディション)」を発表しました。
【画像】トライアンフが公開した2025年向けの新たな限定コレクション「ICON EDITION」を画像で見る(17枚)
この歴史ある筆記体ロゴは既に100年以上、トライアンフのタンクに描かれることはありませんでした。
しかし今回、この歴史的なロゴを車体に纏い、現代的なクラシックスタイルとパフォーマンスにトライアンフの歴史を融合させた、個性的でアイコニックな7台のモダンクラシックシリーズの限定モデルが登場します。
プレミアムなディテールと他の追従を許さない個性を備え、気品ある新しいカスタムテイストを持つこの限定コレクションは、トライアンフの素晴らしい歴史に敬意を表するモデルとなります。
今回の限定コレクションでは、洗練されたサファイアブラックとアルミニウム・シルバーのカラーコンビネーションが、モダンクラシックがもつ唯一無二のオーセンティックなデザインを完璧に引き立てています。
完璧な仕上がりを目指して丹念に作られた各モデルは、ハンドペイントのラインとエドワーディアン・ジュエリー(エドワード王朝時代のジュエリー)のようなゴールドの筆記体ロゴをあしらった特別なグラフィックが特徴。
「ボンネビルT100」や「T120」がもつ、ゆったりとしたエレガンスから、「Scrambler900」「Scrambler 1200X」「Scrambler1200XE」のたくましいスタイル、「ボンネビル・ボバー」や「ボンネビル・スピードマスター」のカスタマイズされた雰囲気まで、特徴的なカラースキームで新たな個性を加えながら、オリジナルモデルのエッセンスを取り入れた個性的なデザインに仕上げられています。
今回の発表に際し、トライアンフ・モーターサイクルズ社のチーフ・コマーシャル・オフィサーであるポール・ストラウド氏は「トライアンフのモダンクラシックは、独創的なスタイル、高品質、プレミアムな仕上がり、そして現代的なパフォーマンスで不朽の名作との評を得ていますが、今回のこのコレクションは、1907年の筆記体ロゴに込められた伝統と情熱が相まって、若いライダーからベテランのライダーまでより幅広くアピールすることでしょう。
印象的な新しいペイントスキーム、特注のグラフィック、カスタムロゴを備えたアイコンエディションは、伝統、スタイル、現代的な性能が完璧に融合しており、クラシックなスタイルを高く評価しながらも現代的な性能を欲するライダーにまさにうってつけのモデルと言えるでしょう」とコメントしています。
トライアンフ・ロゴの変遷とは?
トライアンフモーターサイクルズ社のアイコンであり、多くのライダーから認められてきたトライアンフのロゴは、世界中で尊敬され、愛されています。
トレードマークとしてのトライアンフロゴは、Triumph Cycle Co. Ltd.(トライアンフ・サイクル・カンパニー・リミテッド)の社名と、製造都市であるコベントリーの紋章を取り入れた、1902年の盾型のデザインからスタート。
このエンブレムは1907年に、トライアンフの筆記体ロゴに変更されました。この筆記体バージョンのトライアンフロゴは、わずか7年間しか使用されませんでしたが、その後、数え切れないほどのカスタムデザインや収集品に使われ、ファンの中にはこのロゴをタトゥーに刻んでいる人もいます。
そして1915年にモーターズの文字がロゴに追加されるとデザインはさらに変化し、1920年代にはトライアンフは色付きの紋章タイプに戻りました。
1932年の短い変更で楕円形のグローブロゴが導入されましたが、1934年には大文字によるワードロゴに戻ります。
このワードロゴは、1936年に太いフォントに変更され、文字周りにはキーラインを追加。50年以上にわたって受け継がれることとなりました。
その後1990年にはブルーのバージョンでブランドに微妙な変化をもたらしましたが、2005年には文字周りのキーラインを削除して再び大胆にリフレッシュ。
2013年には現在のロゴが初登場し、ワードロゴは現代的な黒のスタイリングとなり、モダンな三角形のロゴが追加されます。
そして、2025年。今回のアイコンエディションによって、人々の記憶に今も残る1907年の筆記体ロゴが遂に復活を遂げました。
歴史的なロゴを纏った新たなコレクションの詳細とは
ユニークなデザインとトップクラスの品質とエンジニアリングを融合させ、細部に至るまで精巧に作り上げられたアイコンエディションは、サファイア・ブラックとアルミニウム・シルバーの2トーンカラーが特徴。
サイドパネルは燃料タンクに合わせて美しく仕上げられ、各モデルを際立たせる印象的なコントラストを生み出しています。
そしてエレガントな曲線や彫刻のようなディテールがモダンクラシックの個性的なシルエットを際立たせ、ハンドペイントのラインがブラックまたはゴールドのカラースプリットラインをなぞるように美しく描かれています。
ゴールドのトライアンフ筆記体ロゴと、アイコンエディションモデル専用のグラフィックをタンクとサイドパネルに加えることで、それぞれのバイクの存在感がさらに高められました。
●Bonneville T100 Icon Edition
ブリティッシュクラシックのスピリットを受け継いだ新型ボンネビルT100アイコンエディションは、アルミニウム・シルバー仕上げで、タンクとサイドパネルの深いサファイアブラックのアクセントは控えめ。リラックスしたレトロなスタイルが演出されています。
そしてハンドペイントのブラックラインとゴールドのトライアンフ1907筆記体ロゴによって完成され、時代を超越したスタイルと現代的な性能を求めるライダーへの最適な相棒的存在となりました。
そんなボンネビルT100アイコンエディションは、トルクフルで低慣性のボンネビル900ccエンジンを搭載。最高出力65PS/7400rpm、最大トルク80Nm/3750rpmを発揮します。
ハイスペックなカートリッジ式フロントフォーク、ツインリアショック、32本スポークのクラシカルなホイールと相まって、T100の俊敏で扱いやすいフィーリングもさらに高められました。
新型ボンネビルT100アイコンエディションの発売は2025年1月以降が予定されており、価格(消費税10%込/以下同様)は140万3000円です。
●Bonneville T120 Icon Edition
ボンネビルT120アイコンエディションは、深いサファイアブラックのタンクに、シルバーのアクセントとハンドペイントのゴールドのディテールが組み合わせられ、伝統とパフォーマンスを融合させた、爽快な走りを提供する個性的なモデルです。
タンクにあしらわれたゴールドのトライアンフ1907筆記体ロゴがその名声をさらに高め、公道での唯一無二の個性をさらに際立たせます。
先進的で現代的なテクノロジーを満載したT120アイコンエディションのプレミアム仕様には、41mm径カートリッジフォーク、プリロード調整可能なツインリアサスペンションユニット、ABS付きブレンボ製ツインフロントブレーキキャリパーが含まれます。
低回転域から中回転域まで高トルクを発揮するよう特別にチューニングされた1200ccツインエンジンは、3500rpmという低回転域で105Nmのピークトルクを発生し、最高出力は6550rpmで80PSを発揮。
新型ボンネビルT120アイコンエディションの発売は、2024年12月が予定されており、価格は174万7000円です。
●Scrambler900 Icon Edition
Scrambler900 アイコンエディションのサファイアブラックとアルミニウム・シルバーのカラーリングはその冒険心が表現され、堂々としたライディングポジションを際立たせています。
そして大胆なタンクカラー、ユニークなアイコングラフィックをあしらったアルミニウム・シルバーのタンクストライプ、1907年のトライアンフを象徴するゴールドの筆記体ロゴが、サファイアブラックのマッドガードと印象的なコントラストを生み出しています。
ハンドペイントのラインが個性的な外観をさらに際立たせ、市街地でもオフロードでも思いのままにライディングを楽しめるモデル。
どんな道でも走れるように設計されたScrambler900は、高トルクの900ccボンネビルエンジンが搭載され、ライド・バイ・ワイヤースロットルが優れた走行性とコントロール性を発揮します。
さらにフロント19インチ、リア17インチのブラックアウトされたワイヤースポークホイール、790mmの低いシート高がライディング時のフィーリングを向上。
同モデルは、あらゆるタイプのライダーにとって非常に扱いやすく操縦しやすい、ライディングを心から楽しめるモデルとなっています。
新型Scrambler 900 アイコンエディションの発売は、2025年1月以降の予定で、価格は143万3000円です。
●Scrambler1200X Icon Edition
Scrambler 1200 Xアイコンエディションのタンクには、アルミニウム・シルバーとサファイアブラックのコントラスト塗装が施され、その大胆で冒険をくすぐるキャラクターを引き立てています。
そしてブラッシュドアルミニウムのディテールとハンドペイントのラインが、タンクのツインストライプを縁取り、大胆なゴールドの1907トライアンフ筆記体ロゴと限定のICON(アイコン)ロゴが、Scrambler 独特の世界観にさらなる華を添えるデザイン。
トルクフルなパフォーマンスを発揮するハイパワーの1200ccボンネビルエンジン、オフロード走行に対応する21インチフロントホイール、トライアンフのプレミアムな品質と仕上げに加え、シート高820mm(アクセサリーのローシートを装着すると795mmまで引き下げられます)と、非常に扱いやすいモデルとなっています。
新型Scrambler 1200 Xアイコンエディションの発売は2024年12月が予定されており、価格は193万円です。
●Scrambler1200XE Icon Edition
ファントムブラックがシルバータンクの両サイドを囲み、2本のストライプがその動きのあるフォルムを表現。
更にゴールドアルマイト仕上げのフォークが、ハンドペイントのゴールドライニングとタンク上の1907筆記体ロゴのゴールドを引き立てています。
そしてScrambler 1200 XEが持つハイパワーでトルクフルな1200ccボンネビルエンジンには、Scrambler専用チューンが施され、スムーズでレスポンスの良いライド・バイ・ワイヤースロットル、オプティマイズド・コーナリングABS、トラクションコントロール、マルゾッキ製のプレミアムなサスペンション、ブレンボ製Stylemaキャリパー、メッツェラー製Touranceデュアルパーパス・チューブレスタイヤが装備されました。
新型Scrambler 1200 XEアイコンエディションの発売は2024年12月が予定されており、価格は215万6000円です。
●Bonneville Bobber Icon Edition
ボンネビル・ボバー アイコンエディションは、低くすっきりとしたラインを持ち、ブラックを基調としたミニマルな魅力が維持されています。
シルバーのハンドペイントアクセントと、タンク上のゴールドのトライアンフ1907筆記体ロゴが、ボバーの16インチファットフロントホイールと47mmのがっしりしたフロントフォークと相まって目を引くスタイル。
4000rpmで106Nmという驚異的なトルクを発揮するエンジンを搭載する一方で、トルクアシストクラッチによってよりスムーズな操作が可能など、非常に乗りやすく快適なバイクとなっています。
新型ボンネビル・ボバー アイコンエディションの発売は2024年12月が予定されており、価格は196万7000円です。
●Bonneville Speedmaster Icon Edition
スムーズな1200ccのバーチカルツインが織りなす快適なクルーザーライディング。ゆったりとしたスタイルにブリティッシュカスタムの姿勢がにじみ出るボンネビル・スピードマスター アイコンエディションは、タンクとマッドガード全体がシルバーで仕上げられています。
そしてタンクは中央にサファイアブラックのストライプ、ゴールドのトライアンフ筆記体ロゴ、限定のICON(アイコン) ロゴで仕上げられました。
ハンドペイントのラインがアクセントとなり、快適性とスタイルの両方を重視するリラックスしたロングライドに最適です。
そんなスピードマスターの1200ccハイトルクツインエンジンは、低回転域から高回転域まで高トルク、高出力を発揮するよう特別に開発されたチューニングにより、レスポンスの良い走りを実現。
ハイスペックなショーワ製47mm径カートリッジフォークとプリロード調整可能な隠しモノショック式リアサスペンションユニットが組み合わせられ、同乗者の有無にかかわらず、ライダーに優れた操縦性、快適性、コントロール性を提供します。
新型ボンネビル・スピードマスター アイコンエディションの発売は2025年1月以降が予定されており、価格は196万7000円です。
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