BMWグループの電動化戦略の中で、MINIはすでにフルBEVブランドになることを公表しているが、中でもMINIクロスオーバーはプラグインハイブリッドモデルを投入するなど電動化への先頭を走り続けている。そんな中、本国では次期MINIクロスオーバーのティザー写真と情報が公開された。
MINIでは初のドイツ生産モデル
MINIは2025年までに内燃機関を搭載したモデルの生産を終了し、2030年までにはフルBEVのブランドを目指している。今回公表された次期MINIクロスオーバーはその先鋒となる重要なモデルで、2023年11月にBMWグループのライプツィヒ工場で生産が開始されるという。ちなみにMINIモデルがドイツ国内で生産されるのは初めてとなる。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
MINIクロスオーバーの第1世代は2010年に登場しており、MINIモデルで初めて4輪駆動、5ドアを採用したコンパクトSUVとして、一気に人気モデルの仲間入りを果たした。
2017年には初めてのフルモデルチェンジを実施。第2世代にはMINI初のプラグインハイブリッドモデルとしてMINIクーパーS E クロスオーバー オール4がラインナップに加えられ、電動化の先駆け的存在となった。
ブランド初となる4輪駆動の電気自動車
そして次期MINIクロスオーバーは完全電動のBEVへと進化を遂げる。最大のMINIモデルとなる新世代のMINIクロスオーバーE は140kW(191ps)を発生して前輪を駆動する。
そしてブランド初の4輪駆動の完全電気自動車となる、MINIクロスオーバーSEオール4 の設定もトピック。フロントとリアのアクスルに統合された2つのドライブユニットは、 システム最大出力230kW(313 ps)を発生する。バッテリー容量は64.7kWhで、推定航続距離は約450kmを想定している。
ボディサイズの情報も公開された。全長は約13cm伸びて4429mmに拡大しており、居住スペースはより広くなって快適さを提供。さらに全高は約6cm高くなって1613mmとなり、ヘッドルームがさらに広がっている。
次期MINIクロスオーバーは、生産における環境適合性も兼ね備えている。たとえばインテリアでは、ダッシュボード、ステアリングホイール、ヘッドライナーとフロア、フロアマットの表面には、ペットボトルやカーペットの端材から得られる再生ポリエステルを使用している。
従来の素材に代わるこの素材は、CO₂排出量を最大85%削減しており、次世代のMINIモデルが環境に配慮していることをアピールしている。
[ アルバム : MINI 新型クロスオーバーBEV はオリジナルサイトでご覧ください ]
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
1.5リッターエンジンで「300馬力」オーバー! 超パワフルな「小さな高級車」発表に驚きの声! リーズナブルな「低価格」も実現した新型イヴォークとは
200万円台! スズキ“新型ミニバン”「クルーズ」実車展示! 全長4.4m級ボディ×MT設定あり! 精悍エアロが超カッコイイ「エルティガH」インドネシアで登場
カローラより小さい!? トヨタの「小型クーペセダン」実車公開! スポーティカスタムがカッコいい「Yaris ATIV」タイでお披露目
スズキ「斬新“タフ仕様”軽トラ」実車公開! 超カッコイイ「精悍“黒”顔」&「専用カスタム」! 新「スーパーキャリイ」アウトドアショーに出展
”まもなく登場!?”の新型「ロードスター」! 2リッター”直4”+精悍エアロ採用! 待望の「RS C」はどんなクルマなのか
みんなのコメント
名前だけ売られて、あとは買収先の都合に
翻弄されるだけ。
これはMGやロンドンタクシーでもそうだ。