PSデイズ2023 in ハノーファー: 地球上でチューニングカー好きの多い国と言えばドイツと日本だ。レポート第7弾はジェットエンジン搭載トラックだ。それは、実際に存在する。オーナー兼ドライバーのサミー トスナーは、トラックにジェットエンジンを搭載した。この改造について彼はこう語っている。
変わったアイデアというものがある。70歳近い彼が元レーシングトラックを使ってやったことは、おそらく世界でも非常に稀な例だろう。それには理由がある。
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「NOSTROMOジェットトラック」の改造に費やされた労力は膨大なものだった。トスナーと彼のチームは、英国空軍からロールス・ロイスのエイボンエンジンを引き取り、約30万ユーロ(約4,700万円)を支払った。このエンジンの元となったBACライトニング戦闘機には2基のエンジンが搭載され、それぞれに3つのアフターバーナーがついていたため、マッハ2.3(時速2,600km)以上で飛ぶことができた。ジェットトラックでは、1つのアフターバーナーが働き、最大64,000馬力を発生することになっている。最高速度は時速約500km。1/4マイルまでは、時速約450kmでゴールする。シャーシはリジッドでバネがないため、トラックはわずかな段差でも短時間で離陸する。
600リットルのジェットA1燃料タンクにはディーゼルを充填することもできる。ただし、この給油量は3分間の運転に必要な量に過ぎない。問題点: ジェットエンジンが最大出力の80%に達すると、ノストロモトラックでは足踏みペダルで操作するブレーキさえも役に立たなくなる。そのためサミーは離陸直後にブレーキをかけることを考える。
このような加速には、いうまでもなく強力なブレーキシステムが不可欠となる。これは、4枚ディスクの圧縮空気レーシングブレーキシステムによって確保されている。ブレーキパラシュートは高速からのブレーキングに使用される。
右のチューブは標準的なブレーキパラシュートのカバー。右は緊急用ブレーキパラシュートで、通常のライディングでは使用しない。
万が一、トスナーが自分の情熱を追求できなくなったとしても、彼はすでに後継者を用意している。その車の出力は約90馬力である(笑)。
Text: Jonas Uhlig Bild: AUTO BILD / Christian Goes
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みんなのコメント
ジェットのやつ見たよ
観客席におっても熱風がヤバかった
もうあんな経験はできんかも