350とAMG 43の2グレード構成
スポーティなビジネスサルーンであるEQEは、EQSと概ね同じ性能をややコンパクトなボディに詰め込んだモデルだ。
【画像】メルセデスのEV EQE/EQS/EQC 【画像で比較】 全100枚
今回の発売に伴い、メルセデスは292psのEQE 350+に加えてメルセデスAMG初のEVである476psのEQE 43 4マティックを設定した。
EQE 350+にはエレクトリック・アートのインテリアが採用され、レザーやナッパレザーなどの高級素材がシート表皮としてオプション設定されている。
アンビエントライトやバックライトのトリムもメルセデス・ベンツらしい未来的なラウンジ風の雰囲気を醸し出すという。
スポーティにもエレガントにも
さらにこのEQE 350+のスポーティさを際立たせるAMGラインも用意されている。その一方でエレクトリック・アートのエクステリアはエレガントで表現豊かなハイライトをもたらすとのことだ。
EQEはEQSのパワフルで効率的な遺伝子を引き継ぐだけではなく、快適性や先進技術の使用にも力を注いでいる。
例えばオプションで設定されているリアアクスル・ステアリングは4.5°から10°までの範囲で後輪を操舵するほか、デジタル・ライトとよばれるヘッドライトがその目玉だ。
アドバンスド、アドバンスド・プラス、プレミアム、プレミアム・プラスの4つのパッケージが用意され、自分好みのドリームカーを作ることができるとメルセデスは説明する。
AMGらしいドライビング・エクスペリエンス
EQE 43 4マティックには専用の内外装が与えられているほか、ドライブシステム、シャシー、ブレーキ、サウンド、などがAMGらしいドライビング・エクスペリエンスをもたらすという。
このモデルにはリアアクスル・ステアリングが標準装備されており、最大3.6°までの操舵により俊敏性を高めている。先述のデジタル・ライトも標準装備され、AMG専用の始動時および停止時にはAMG専用のプロジェクションが行われる。
ドライビング特性はAMGダイナミック・セレクトによりそれぞれの状況や好みに合わせてコンフォートからスポーツまで変更できる。
この中にはサスペンションやステアリング特性のほかにAMGサウンド・エクスペリエンスと呼ばれる項目もそれぞれ変更される。最高出力はスポーツ・プラスモードまたはキックダウン時に発揮されるという。
AMG専用オプションも多数設定
より高度な官能を求める向きには、AMG専用オプションも多数用意されている。
ブラックのクロームパーツを多数使用するAMGナイトパッケージ、レッド・ブレーキキャリパー、それにAMGカーボンファイバー・トリムなどがこれに該当する。
またハイパフォーマンスなセラミック・コンポジット・ブレーキシステムや空力特性に優れる20インチまたは21インチの軽量ホイールもオプションとなる。
それに加え、MBUXハイパースクリーンと呼ばれるキャビンの横幅いっぱいの大型曲面スクリーンも用意されるとのことだ。
欧州ではすでに受注が始まっており、4月末ごろから納車が開始される。
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みんなのコメント
やっぱり資金力あるよなあ。