42歳のフェルナンド・アロンソは、F1カレンダーの拡大が続くことで引退を考えるかもしれないと示唆した。
2001年にF1デビューを果たしたアロンソはルノーでF1タイトルを2連覇した後、マクラーレン→ルノー→フェラーリと渡り歩いた。2015年からマクラーレンに復帰したが、チームがランキング下位で停滞する中、メディア対応やプロモーションに嫌気が差したこともあって2018年末に一度F1を引退した。
■俺の“パフォーマンス”を越えてゆけ。アロンソ「チームメイトに敵わないと気づくまではF1に残る」
2年F1を離れた間、アロンソはトヨタから世界耐久選手権(WEC)に参戦して2018-19年にタイトルを獲得。ル・マン24時間レースで2度優勝した。また2017年に続いて、2019年と2020年にはインディ500にも挑戦した。
そしてアロンソは2021年にアルピーヌからF1復帰。2023年にはアストンマーチンへ移籍し、8回の表彰台に登り、2013年スペインGP以来のグランプリ勝利に向けてモチベーションをさらに高めている。
「表彰台や優勝の可能性があるんだから、競争力を発揮して再びスピードを感じ、全てを完璧にこなさなければならないと知りながら週末を迎える。そうすることで、これまでとは全く違ったアプローチとなり、自分のやることやひたむきさに対する愛情も大きく変わってくる」
そう語ったアロンソだが、彼は年齢的な衰えではなく、F1の過酷なスケジュールによって引退を考える可能性を認めた。
「2018年以前から何度も言ってきたことだけど、僕がレースをやめる日は、ドライビングのモチベーションが上がらないとか、遅いと感じるからとかじゃない」とアロンソは言う。
「ある日ペースが落ちたと感じて、それが顕著だと思ったら、僕は自分のパフォーマンスに満足できないと思うだろう。すぐに『(引退の)時間が来た』と自分で手を挙げるよ」
「でも、その時が来るとは思わない。正直なところ、僕は自分のパフォーマンスにかなり自信を持っているし、カレンダーや厳しいスケジュールをこなすうちに、いつか潮時だと感じる日が来るかもしれない。人生で他にやることはあるからね」
2023年シーズンのF1カレンダーは元々24戦で予定されていたものの、中国GPがCOVID-19の影響によって再び1年延期となり、エミリア・ロマーニャGPが洪水によってキャンセルになったため、結果22戦で争われた。
ただ、シーズン終盤のアメリカGP、サンパウロGP、メキシコシティGPの3連戦に続くラスベガスGPと最終戦アブダビGPを経て、ヤス・マリーナのパドックでは体調不良者が続出した。
全24戦の2024年カレンダーは、ラスベガスGP、カタールGP、アブダビGPの3連戦で締めくくりとなることから、チームやドライバーからは日程が過酷過ぎるとの声が挙がっており、現在見直しも検討されているようだ。
アロンソは、彼のF1への愛がいつ尽きるかを決めるのは、パフォーマンス低下よりもカレンダーの過酷さだと明かした。
「2度のキャンセルがあって22戦になったけど、本当に過酷なシーズンだった」とアロンソは続ける。
「来年はちゃんとした(全24戦の)カレンダーになるから、どんな感じか見てみないとね」
「3連戦があると思う。どうしてか分からないけど、来年ベガスは単独開催かと思っていたよ。でも3連戦なんだ」
「こういうのはドライビングよりも僕のバッテリーを消費することになる」
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