「軽トラ」で「ワーケーション」の時代遂に到来!? メーカーと自治体がタッグを組み実証実験中の「モバイルワークステーション」とは

軽トラックに搭載可能なワーケーション用オフィスの実証実験～新潟県妙高市の大自然を満喫しながらワーケーション～

　新潟県妙高市（以下、妙高市）とダイハツ工業株式会社（以下、ダイハツ）、株式会社NTTドコモ（以下、ドコモ）、青山社中株式会社（以下、青山社中）は、軽トラックに搭載可能なワーケーション用オフィス「モバイルワークステーション」の実証実験を、来年1月12日（火）から妙高市にて開始する。具体的には一般利用者に向けて「モバイルワークステーション」を搭載した軽トラックの貸し出しサービスを行うというもの。 

　実証実験は、妙高市が令和2年度に実施し、青山社中が企画・運営支援を行った課題解決型官民連携プラットフォーム「みょうこうミライ会議」から提言された施策のひとつ。新型コロナウイルス感染症によるテレワークの拡大や、政府の観光戦略実行推進会議で提唱されているワーケーションなどによる観光市場の拡大対策といった近年の状況を踏まえて、自動車に乗りながら好きな観光地で、好きな時間に働くことができる、新しい働き方の有効性と課題を検証するものだ。 

　妙高市、ダイハツ、ドコモ、青山社中は、実証実験を通じて「モバイルワークステーション」のサービス性の検証を行い、その後のモバイルワークステーションの居住性、オフィスの機能性といった性能改善や、 シェアリングプラットフォームの導入による無人貸し出し、課金決済機能の強化といった高機能化に向けて検証をおこなう。

　それにより「モバイルワークステーション」のサービスの実用化につなげることで、ワーケーション による新しい働き方のスタイルを確立させることを目指す。その後、日本全国においてワーケーションの普及活動をおこない、観光地域への誘客促進による地域産業の活性化を行うことで地域の社会課題の解決に貢献していくという。

　なお、具体的な利用期間と方法、料金は以下の通り。期間中に該当地域へ赴く予定があり、ワーケーションに興味のある方は是非ともチャレンジしてみてはいかがだろうか。

【実証実験期間】2021年1月12日（火）～2021年3月31日（水）

【利用方法】妙高市内のレンタカー事業者で予約したのち、店舗または妙高高原駅前のロータリーで、 モバイルワークステーションを載せた軽トラックがスタッフから引き渡される。

【利用料金】

※延長料金は1時間1265円（税込み）※車両代金、自動車保険込み。給油代は別途発生。スキー場のリフト料金、レジャー保険は含まれない

【レンタカー事業者】ニコニコレンタカー妙高高原店https://www.2525r.com/niigata/myoko/store-00446-001.html

Comments

実証実験すると得られる事が多いはずです。
私は軽トラックの荷台で仕事したくないです。
Nワンなどを工夫して実証実験をして欲しいです。

出入口は屋根・壁兼用のガルウィングを開閉してなのかな？
もし、横にトラックとかベタ付けされたら、出られなくなりそう。
冬季の妙高で実験って、寒くないですかねぇ。
豪雪地だし、積雪で閉じ込められたりして。