現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ新型「カローラ“SUV”」初公開! 斬新「レクサス顔」採用!? 豪華すぎ“赤内装”もアリ!? もはや“小さな高級車”な400万円超え「カロクロ」泰で発表

ここから本文です

トヨタ新型「カローラ“SUV”」初公開! 斬新「レクサス顔」採用!? 豪華すぎ“赤内装”もアリ!? もはや“小さな高級車”な400万円超え「カロクロ」泰で発表

掲載 3
トヨタ新型「カローラ“SUV”」初公開! 斬新「レクサス顔」採用!? 豪華すぎ“赤内装”もアリ!? もはや“小さな高級車”な400万円超え「カロクロ」泰で発表

■斬新レクサスグリル採用? 新型「カローラクロス」初公開

 2024年2月8日、トヨタモータータイランドはタイ仕様の新型「カローラクロス」を発表しました。

【画像】「えっ…!」これが”レクサス顔”な新型「カローラクロス」です!画像で見る(50枚)

 新型といってもフルモデルチェンジではなく、いわゆるマイナーチェンジです。スタイリングの変更と内装の質感&機能向上、そして装備追加がメインですが、新型の顔つきを見て驚きました。なんと、レクサスっぽいのです。

 といっても、もちろんレクサスのようにスピンドルグリルを組み合わせているわけではありません。

 ではどのあたりがレクサスっぽいかといえば、ハニカム形状を組み合わせたグリル周辺。グリルがシームレスにバンパーとつながる処理は、最新のレクサスのデザインを取り入れた「レクサスLM」や「レクサスLBX」と似たテイストなのです。

 日本向けのトヨタ車でこれを採用しているモデルはありませんし、海外向けを含めても筆者(工藤貴宏)の知る限りトヨタがこういうグリルの処理をするのは今回発表されたタイ仕様のカローラクロスが初めてと思われます。

 ちなみに、マイナーチェンジ前のタイ向けカローラクロスも日本向けモデルとは異なるデザインで、先進性を感じさせる日本向けとは大きく異なり大きく力強いフロントグリルを組み合わせたラギッドな仕立てでした。

 今回のマイナーチェンジでは、これまでのワイルドさを前面に押し出したフロントデザインから、都会的でスマートな雰囲気に大きく方向転換したといえます。

 ちなみに新型は、グリルやバンパーだけでなくヘッドライトも新形状です。トヨタモータータイランドは「新しいヘッドライトはLEDクリスタルヘッドランプとシーケンシャルフロントターンシグナルを備えた“多次元デザイン”」と説明します。

 このヘッドライトは、中段に直線状のデイライトが組み込まれ、その上にはLED4灯のシーケンシャルターンシグナルが組み込まれるタイプで、日本向けの最上級グレード「Z」と共通のように見えます。

 また、タイ向けのカローラクロスには日本向けにはない「GR SPORT」もラインナップ。

 このフロントデザインは基本的に従来モデルを継承したもので、“ミニRAV4”を感じさせる力強いフロントグリルにワイルドでスポーティなフロントバンパーを組み合わせます。基準車と異なりパッと見たところは従来モデルとの違いが分かりにくい「GR SPORT」ですが、比べてみると今回のマイナーチェンジではヘッドライトユニットを最新タイプに変更していることが分かります。

 そんなタイ仕様の新型カローラクロスの内容を見て感じるのは、全体的に上級感が底上げされていること。

 グレードは4タイプですが、まずシートは全車ともレザー張りでプレミアム感のあるインテリアの仕立てになっているのが日本向けとは大きく異なる部分です。

 実は現地におけるカローラクロスは、日本での存在感以上に上級ポジション。車両価格(物品税含む)は99万9000バーツ(約415万円)から125万4000バーツ(約520万円)とそれなりに高価です。

 また、「HEVプレミアムラグジュアリー」「HEVプレミアム」「1.8スポーツプラス」そして「HEV GR SPORT」と4つのグレードのうち3つがハイブリッドであることからも、リーズナブルな価格を訴求するのではなく、「お金を出していいものを買った」とオーナーの満足度を高めるとともに知り合いに自慢できるような存在を狙っていることが分かります。

 ちなみにカローラクロスがタイで発売されたのは2020年7月であり、なんと日本(2021年9月)より先。何を隠そうタイが世界で最も早いタイミングでのローンチでした。

 これは日本車のグローバルモデルとしては異例であり、タイ市場において相当に力が入っていることを意味します。

 現地での人気は高く、今なおCセグメントのクロスオーバーSUVとしてはナンバーワンの販売を誇るロングセラーとなっています。

 今回のマイナーチェンジによる上級シフトは、その人気をさらに強固なものとする予感しかしません。そしてレクサス風のグリルの処理が、ほかのトヨタ車にも波及するのか非常に興味深いところです。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
ベストカーWeb
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
AUTOSPORT web
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
AUTOSPORT web
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
ベストカーWeb
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
AUTOSPORT web
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ベストカーWeb
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web

みんなのコメント

3件
  • lov********
    また、色んなデザインが混じった車だな。
  • ザ・ファイナル・タカヒロ
    ハリボテボッタクリ車w
    ヨタ厨ボラれすぎやろw
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

218.4290.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

188.0419.8万円

中古車を検索
カローラクロスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

218.4290.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

188.0419.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村