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マスタング「ブリット」登場 映画をモチーフ 内外装や機関も専用 デトロイトモーターショー

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マスタング「ブリット」登場 映画をモチーフ 内外装や機関も専用 デトロイトモーターショー

もくじ

ー ブリット、50周年 ベースは2018年式
ー 室内もテーマはグリーン メカも調整
ー 発表モデルはチャリティオークションへ

『フォード・マスタング・ブリット』すべての画像を見る

ブリット、50周年 ベースは2018年式

デトロイトでの発表が噂されていたマスタング・ブリットの最新版が登場。482psと58.1kg-mに強化された特別仕様車は、その名の由来となった映画の50周年にあたる今年、満を持して復活した。

復活、というのは、この名前を持つ限定車が以前にも設定されたことがあるから。最初はマスタングが第4世代にあった2001年、次が第5世代の2008年である。

今回、ベースとなるのは2018年式。スティーブ・マックイーンが派手なカーチェイスを繰り広げた、50年前のマスタングを思わせる仕立てとなっている。

ボディカラーはブラックも用意されるが、ほとんどの購入者がダーク・ハイランド・グリーンを選ぶだろう。ガンメタ塗装のホイールは19インチで、デザインは劇中車が履いていた、アメリカン・レーシングのトルク・スラストを思わせる5スポークだ。

ブレンボのブレーキキャリパーはレッドに塗られ、フロントグリルはブラックアウト。リアエンドの中央には、ブリットのロゴが入ったフューエルキャップが据え付けられている。

室内やパワートレインも見ていこう。

室内もテーマはグリーン メカも調整

室内では、グリーンのステッチが入った2脚のレカロや、球形のシフトノブなどが専用装備。また、ブリット・エレクトロニクス・パッケージと銘打ち、ナビゲーションシステムやプレミアムサウンドシステム、死角モニターや側方接近警報、運転席とミラーのポジションメモリー機能を盛り込んでいる。

だが、単なるコスメチューンで終わらせず、メカにまで手を入れてきたあたり、マスタングにおけるブリットの重要性がうかがえる。

5.0ℓの標準仕様は、最高出力が450psで、最高速度は250km/hだが、ブリットでは270km/hのトップスピードを謳う。

発表モデルはチャリティオークションへ

デトロイトショーでの公開時には、スティーブ・マックイーンの孫娘であるモリー・マックイーンのドライブで壇上に登場したが、このクルマはチャリティ目的のオークションに出品されるという。

市販版の登場は夏ごろの予定で、GT350からエンジン回りのパーツを流用しているが、価格はそれよりずっと低くなる見込み。

限定生産で、フォードではその数を明らかにしてはいないが、その台数はGT350より多いだろう。

なお、AUTOCAR JAPAN上でこの記事をご覧になっている方は、記事下の「すべての画像をみる」ボタンから、外部メディアでこの記事をご覧の方は、記事下に設けられたリンク「『フォード・マスタング・ブリット』すべての画像を見る」から、ほかの画像をお楽しみいただける。

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