アプリリアからMotoGPへ参戦しているアンドレア・イアンノーネ。彼は昨年のマレーシアGPで採取された尿から、禁止薬物である筋肉増強剤が検出された。彼は故意による摂取こそ認められなかったものの、最終的に18ヵ月間の出場停止処分が下されることになった。
その後イアンノーネはスポーツ仲介裁判所(CAS)へ控訴する動きをとった。しかし世界アンチ・ドーピング機関(WADA)もイアンノーネに対してさらに厳しい4年間の処分を要求し、同じようにCASへ提訴……両者の主張が一本化されて処理される運びとなっていた。
■世界アンチ・ドーピング機関、イアンノーネへの出場停止処分を“4年に延長”求める
当初、この控訴の判決は8月には下されると予想されていた。
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