2022年スーパーフォーミュラ・ライツ(SFライツ)の第4大会(第10戦~第12戦)がスポーツランドSUGOで行なわれ、小高一斗(TOM'S)が3連勝を飾った。
予選で第10戦のポールポジションを勝ち取ったのは、ポイントリーダーとしてSUGO戦を迎えた太田格之進(TODA RACING)。2番手に小高が続いた。
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レースはスタートから波乱の展開に。グリッド2列目の野中誠太(TOM'S)と平良響(TOM'S)がストールで出遅れ、1コーナーでは古谷悠河(TOM'S)と菅波冬悟(B-MAX RACING TEAM)が接触してしまった。これによりセーフティカーが出されるが、リスタート時には2番手の太田に3番手の木村偉織(B-MAX RACING TEAM)が追突する格好となり、ホンダ育成のふたりが同士討ちによって揃って姿を消した。
ミッションケースを破損した太田のマシンからオイルが漏れたことで、レースは赤旗中断。サバイバルレースの様相を呈する中、小高、平木玲次(HELM MOTORSPORTS)、川合孝汰(ルーニースポーツ)の順でリスタートが切られた。
その後も川合がトラブルでストップするなど荒れた展開は続いたが、小高はトップでチェッカーを受け今季2勝目。後方から追い上げを見せた平良が2位に入った。平木玲次は野中の猛攻をなんとか凌ぎ切り、チームに初の表彰台をもたらした。
翌日の第11戦では、予選のセカンドベストでトップだった小高がポールポジション。スタートも難なく決め、リードを広げていった。2番グリッドは太田だったが、スタートで古谷の先行を許した。
このレースではこれといった波乱は起きず、小高が古谷をジリジリと突き離した後、トップチェッカーを受けて5勝目を記録した。2位は古谷、3位は太田だった。
第12戦は、スーパーフォーミュラ第5戦決勝の直前に行なわれた。第10戦の結果がグリッド順となるため、小高、平良がフロントロウにつけ、3番グリッドには平木玲次が並んだ。
スタートでは小高、平良に続き、野中と古谷が平木玲次を抜いて3~4番手に浮上。上位をTOM'S勢が独占する形となった。一方でグリッド後方からのスタートになったホンダ育成勢にまたしても不運。太田は川合と接触してしまい、これに巻き込まれた木村がコースオフを喫してしまった。
しかし太田と木村はハイペースで追い上げていく。特に太田はファステストラップを刻みながら、TOM'S勢4台の後ろ5番手に。しかし古谷を攻略するには至らず、小高、平良、野中、古谷の順でTOM'Sが1-2-3-4フィニッシュとなった。
小高は3連勝を飾ったことにより、78ポイントでポイントリーダーに。74ポイントで太田が追いかける形となった。なおマスタークラスも、今田信宏(B-MAX RACING TEAM)が3連勝を飾った。
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