カスタムの世界ではさまざまな試みが行われているけど、アメリカのカーショーの世界でシビックを中心に広まり流行したワイヤータックについて紹介しよう。エンジンルームを”見せる”この演出は見る者をうっとりとさせるものに……。
月刊G-ワークスではさまざまなチューニング車輌を紹介しているけど、エンジンだけでなく見た目にこだわって製作するクルマももちろん多い。そのなかには外観だけでなく室内も作り込んだりするクルマもある。
ハチロクのターボ仕様!? AE86のはなし トヨタ・レビン/トレノ
そして、こだわりの人にとって「エンジンルームの美観」もとても大事なのだ。
90年代頃の日本のチューニングでは6個並んだスロットル・ファンネルやBIGタービン、ワンオフのサージタンクなどパーツでときめかせていたけど、エンジンルーム全体に目を向け、見た目で邪魔な配線類を極力隠して、エンジン本体・スロットル周り&マニホールド、タコ足など機能部品の中心的なものを際立たせる「ワイヤータック」が登場。ヨーロッパでは昔から行われていたなどの情報もあるが、流行したのはアメリカのシビックあたりからで、そこから日本でのチューニング車輌でも見かけるようになった。
その作りは美しく、ごちゃつき感がまるでないためすっきりとしつつ主張する部分が大きく目立つものだから迫力も倍増! 言葉では簡単だけど、このように製作するのはとても難しい。時間も掛かる。G-ワークスでは製作しているショップも紹介しているので、やってみたい方は是非読んでみて下さい♪
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