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“ギア”感たっぷり! スズキ「ハスラー」にダイハツ「タフト」などアウトドアが楽しくなるオススメ軽カーを紹介します

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“ギア”感たっぷり! スズキ「ハスラー」にダイハツ「タフト」などアウトドアが楽しくなるオススメ軽カーを紹介します

いま大注目の軽自動車を紹介

 軽自動車でも、アウトドアシーンに似合い、楽しさが増幅するクルマがある。いや、それどころか、自宅の駐車場にあるだけで、アウトドアへの想いがふくらみ、アウトドアへのドライブが心待ちになる“ギア”感たっぷりの軽自動車まであるほどだ。

スズキ「スペーシア ベース」のアウトドア戦闘力に驚愕! 使い勝手も車中泊も死角なしの実力をプロが解説します

 とはいえ、スズキ・ジムニーのような本格SUVは、確かに悪路に強いものの、かなりマニアックな存在だ。普段使いもしやすく、そしてアウトドアで活躍してくれる1台と言えば、やはり軽クロスオーバーモデルではないだろうか。

スズキ・ハスラー

 その筆頭が、スズキ・ハスラーだ。アウトドア感たっぷりのエクステリア、ギア感あるインテリアデザインはもちろん、最低地上高180mm、4WDであればスノーモード、ヒルディセントコントロール、グリップコントロールまで備え、走破性は見た目からは想像もできないレベルにある。

 しかも、走行性能では乗り心地に関して、軽自動車トップレベルの快適性まであるのだから、遠路、アウトドアフィールドに向かうドライブも疲れない。さらに、前後席を使ったフラットアレンジで車中泊も容易である。

 純正アクセサリーのリラックスクッション=ロール状に収納できるマットレス(2枚1組2万5850円)や車外テーブルにもなるラゲッジボード、カータープ、カーテン&タープキット、ウインドウ内側全周を覆うプライバシーシェードなどまで用意されているから完璧だ。

スズキ・スペーシア ベース

 純正アクセサリーの話が出てきたところで、同アクセサリーが揃うスズキのもう一台の”ギア”感たっぷりの軽自動車と言えば、最新のスペーシア ベースだ。4ナンバーの軽商用車ながら、中身はスーパーハイト系の、ハスラーより室内空間に余裕があるスペーシア。

 フロントグリルはMC前のスペーシアカスタムそのもので、ルーフレールや撥水シートなどはスペーシアギア譲り。最低地上高は150mmと、乗用軽のスペーシアと変わらないものの、標準装備される荷室のマルチボードによって、車内をオフィスにしたり、椅子とテーブルによる“どこでもカフェ”にできる。

 もちろん、マルチボード下段+助手席背もたれ水平アレンジによって、最大フロア長(ベッド長)1740mmを稼ぎ出すことまでできるのだ。見方によっては、ハスラーより“ギア”感あるクルマになりうる今、大注目の1台だ。

ダイハツ・タフト

 ダイハツにも「楽しさマシマシ」になる“ギア”感たっぷりの軽自動車が揃っている。まずはタフトだ。キャッチコビーが「気分前進。ワクワクSUV」というだけあって、武骨なジープのようなエクステリアデザイン、アウトドアシーンにバッチリ似合うボディカラー、ギア感たっぷりのインテリアデザインなど、まさにアウトドアのための軽自動車ということになる。

 スズキにはない電子パーキングブレーキやオートブレーキホールド機能まで備え、日常からACCを使ったアウトドアロングドライブまで、オールラウンダーとしての魅力たっぷりの1台。そんなタフトにさらなるギア感を付加したダーククロムベンチャーと名付けられた特別仕様車もある。

 しかも、最低地上高は190mmと余裕があり、FF/4WDを問わず、走破性はなかなか。全車標準のガラスルーフ=スカイフィールトップによって、車内から空が眺められ、青空はもちろん、アウトドアの夜、車内から星を見上げることだってできる才能も持ち合わせる。難点は乗り心地が硬く、段差でのショックがキツいことだが(見ての通りのボディのゴツさ=硬さが原因)、それに余りある魅力がある……と言えるかもしれない。

ダイハツ・タントファンクロス

 以前、ダイハツのアウトドア御用達車としてあったウェイクがなくなった今、それに代わる1台が、つい最近加わった、タントのクロスオーバーモデルであるタント・ファンクロスだ。大迫力のフロントマスク、サイドパネルをあしらったサイドビュー、ルーフレールの装着など、子育て世代御用達車の標準型タントとは別物のキャラクターに仕上がっているワイルドなスーパーハイト系モデルだ。

 デッキボードの裏にある脚を組み立て、後席を倒せばフラットな拡大ラゲッジスペースが出現。その脚を組み立てたデッキボードを外に出せばテーブルとして使えるなど、アウトドアでの使い勝手も多彩である。後席背面とデッキボードは防水加工が施され、アウトドアで汚れた荷物の積載にもピッタリだ。

 スズキ車ほど、アウトドア&車中泊対応の純正アクセサリーが揃っていないのは残念だが、スーパーハイト系軽自動車ならではの室内空間のゆとり、タントならではのミラクルオープンドアによる、後席がカフェのテラス席になるような仕立てもまた、楽しさマシマシのポイントだろう。電子パーキングブレーキやオートブレーキホールド機能など、先進機能も満載である。

ホンダN-VAN

 最後に紹介するのは、ホンダのN-VANだ。スペーシア ベース同様に4ナンバーの軽商用車なのだが、スタイルシリーズという一般ユーザーの遊びのギアとして使える、ちょっとおしゃれなグレードもあるのだ。最大の特徴は、助手席側が、荷室から助手席まで完全に低くフラットになること。

 本来は荷物の積載性を考えてのアレンジだが、これがソロアウトドア、ソロ車中泊にぴったり。そもそも前席左右が乗用車のシート基準のスペーシア ベースと違って、助手席&後席は簡易シートだから、ペアでの移動は(助手席に座る人が)けっこう辛い。とはいえ、ソロでアウトドア、車中泊を楽しみたい人にとっては、使いこなし方自由自在の、オーナーのアイディアが生きるギアとなりうるのである。

 ただし、最低地上高は155mmと乗用軽と変わらないが、心配はあまりいらない。日本のアウトドアフィールドのほとんどは、アクセス路、構内路ともに整備されていて、ゴリゴリの4WD、クロスカントリーモデルじゃないと目的地にたどり着けないなんてことはまずないからだ。

 もし、極悪路の先にアウトドアフィールドを作ったとしたら、たくさんのお客さんを獲得できず、そもそも商売として成り立たないではないか。よって、道なき道を行く、スズキ・ジムニーが適切なアドベンチャーランに挑戦する以外は、上記の最低地上高のクルマ、それこそ場所によってはFFでもあまり心配はいらないはずだ。

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みんなのコメント

5件
  • ハスラーかっこいい~~!
  • 最近の若者はお金をもっていない。そういう連中が少し安い車を買おうとする流れをできてきている。

    前のダイハツ社長の名言
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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