11月16日に世界初公開された光岡M55コンセプト。M55の名前のとおり、光岡自動車の55周年を記念するモデルだ。発表されるや否や大反響で、光岡サイドでは商品化の予定はない、つまり販売しないと明言しているにもかかわらず、売って欲しいというリクエストが殺到しているという。老若男女のクルマ好きの琴線を刺激している、年末の迫った日本で最もホットなクルマの一台と言っていいM55コンセプトに迫ってみたい。
文:ベストカーWeb編集部/写真:MITSUOKA
懐かしさがいいのよ!! ケンメリ似のミツオカM55だけど刺激された意外な人も続出!! その正体って!?
M55のデザインにケンメリ好きも感涙
光岡M55コンセプトはホンダシビックをベースに、丸4灯ヘッドライトを備えたフロントマスクが特徴的だ。
このフロントマスクを見て、「ケンメリの再来だ!!」と話題になった。ケンメリとは、1972~1981年に販売された4代目日産スカイライン(C110型)のこと。
光岡はM55コンセプトについて、「1970年代の時代感覚をベースに、時代を駆け抜けた方々のマインドを形にしたもの」と説明している。ケンメリが人気だった頃と一致することからも、M55コンセプトのデザインはケンメリスカイラインをオマージュしたものであるのは間違いない。
シビックをベースにネオクラシックなデザインを纏ったM55コンセプト
ダッジチャージャーこそ大本命!?
ケンメリ好きが注目するいっぽうで、「M55コンセプトはダッジチャレンジャーの再来だ!!」という意見もけっこうある。
ダッジチャレンジャーは1970年に初代モデルが登場。当時クライスラーが遅ればせながらポニーカー市場に参入するためにダッジブランドで登場させた2ドアクーペ&コンバーチブルだ。丸4灯ヘッドライトの精悍な顔つきがカッコいい。
チャレンジャーには4ドアボディはないが、丸4灯ヘッドライト、グリル回りがケンメリと似ていることもあり、必然的にM55コンセプトにも似てくるというわけだ。
チャレンジャーは生産終了、復活の繰り返しで、初代モデルが1974年に生産終了となった後、1977年に三菱ギャランΛのOEMとして復活。そしてかなり3代目は間を空いて2008年に復活して2023年時点でも販売されている。
この3代目チャレンジャーこそ、M55コンセプトの顔にソックリ!! それもそのはず、3代目チャレンジャーは初代のデザインテイストを現代の技術でよみがえらせたモデルだからだ。
ケンメリや初代チャレンジャーは当時の生産技術からしてもフロントマスクの両サイド、フェンダーなどが貧相だが、M55コンセプトはボリューム満点。ボリューム感のある丸目4灯顔が現行チャージャーっぽく感じる理由だ。
近年の光岡の話題作であるロックスターはシボレーコルベットスティングレイ(2代目・C2型)、バディは70年代のアメリカンSUV的なデザインを採用するなど、とにかく雰囲気作りが抜群に上手い。これはM55コンセプトにも受け継がれている。
M55コンセプトを見て感じることはそれぞれ違うだろから、ぜひ実車を見ていろいろなことを感じてほしい。
M55コンセプトはぜひ市販化してほしい一台で、反響次第では市販化しないと明言している光岡を動かすかもしれない!!
【光岡M55コンセプト展示場所&展示期間】
■2023年11月24日(金)から2023年12月16日(土)まで「MITSUOKA麻布ショールーム/GALLERY麻布」(東京都港区)
■2024年1月12日(金)から2024年1月28日(日)まで「MITSUOKA富山ショールーム」(富山県富山市)
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