ライバル不在の超小型本格クロカン4WD
登場時の大フィーバーは落ち着いてきたものの、いまだに長い納車待ちなど、改めて人気の高さを実感したスズキのジムニー。1970年に登場して以来、世界最小、唯一無二の軽クロカンとして、日本だけでなく、世界的な人気を誇っている。今回はその魅力、人気の秘密について探ってみることにしよう。
【WCT TV】国沢光宏の気になるクルマvol.5 スズキ・ジムニー前編
1)ラダーフレーム
SUVはもちろんのこと、クロカンでもセミモノコックのクルマが増えているが、登場時から一貫して、頑丈なラダーフレームを採用し続けている。それゆえ、悪路をものともしないタフな走りが楽しめる。新型でももちろん採用しているが、一部補強が増えているものの、一見すると形は先代と同じ。キャリーオーバーと思いきや素材がまったく違うとのことで、1モデルの息が長いゆえに、先代登場時にはなかったものを使い、性能を高めている。
2)軽量
ご存じのとおり、軽自動車だけに、軽い。小型車版(普通車)である1.5リッターのシエラにしても、基本的にはトレッドが違うだけに、同様に軽い。軽いというのは悪路走行でも大きな武器になるわけで、並み居るライバルがいるクロカンの世界でも最強と言われるのはこのためだ。
3)パートタイム4WD
AWDなどと軟弱な名称ではなく、あくまでもヨンク。もちろんパートタイムだ。フルタイムや自動制御の可変配分が多いが、耐久性や信頼性、性能確保のためにはパートタイムが有利。4WDローモードも当然付いていて、驚くべき登坂能力などを誇る。
4)縦置きエンジン
エンジンを縦置きにして、フロントとリヤにはデフ。センターには前後に配分するトランスファーを装備。横置きだとそれらの置き場所に制限があるが、縦置きなら、シンプルに配置できるし、容量も大きくできる。実際に下まわりを覗き込むとじつにわかりやすい仕組みであることがひと目でわかる。これぞ本格的な走りの根元のひとつ。
5)無骨な乗り味
新型ではしなやかさなどを高めているが、それでもうるさいし、乗り心地はそこそこ。でも、操っている感はたっぷりあって、クルマとの一体感も存分に味わえる。今のクルマが進化と称して失ってしまったものが、まだジムニーにはある。
6)デザイン
新型では原点回帰をうたい、大人気の理由になっていたりする。確かにプレーンながら、先進性もあり、うまくまとまっている感じだ。先代の丸みを帯びたスタイルは、これはこれで人気はあったが、いずれにしても機能を前面に出したデザインなのは確か。これは内装も同じで、ユーザーに変に媚びないのが逆に魅力だったりする。
7)カスタム
簡単なライトチューニングやドレスアップから、ハードチューニンクまで、なんでもOK。パーツもノウハウも専門店もたくさんあって、いじる楽しみが存分に楽しめるのも魅力だ。
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