2018年F1イタリアGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは14位完走を果たした。
ガスリーは9番グリッドからスーパーソフトタイヤでスタートするが、1周目に位置取りするなかで順位を11番手まで落とす。セーフティカー後のリスタートで、前を行くフェルナンド・アロンソを抜こうとするが接触。ガスリーはマシンにダメージを負い、その影響でペースが上がらない状態に。10周目には後方から追い上げてきたダニエル・リカルドとの間でも接触事故が起きた。34周目にソフトタイヤに交換し、16番手でコースに復帰した後、他車のピットストップで順位を上げるが、最終的に15位でフィニッシュした。
ホンダ田辺TD「ポイント獲得ならず。接触事故の影響もあり予選での好パフォーマンスを再現できなかった」:F1イタリアGP日曜
レース終了後、6位のロマン・グロージャンのマシンに規則違反の箇所が見つかり失格となったため、ガスリーは14位に繰り上がった。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ピエール・ガスリー 決勝=14位
今日は望んでいたような一日にならなかった。レース序盤、1コーナーから2コーナーにかけてブロックされ、いくつかポジションを落とした。その後、フェルナンドとの間にインシデントがあり、僕の車体右側のフロアが破損した。さらにその後、ダニエルとも接触、リヤにダメージを受けた。
そういう状態だったため、マシンがスライドしてしまい、僕にとってのレースは終わったも同然だった。最後まで走り切るのも一苦労だった。
僕らにとって難しいレースになることは分かっていたけれど、マシンがダメージを負ったことで、さらに苦戦することになった。できる限りのことはしたが、土曜に見せていたようなペースを日曜には発揮できなかった。
気持ちを切り替えて、シンガポールに集中するよ。次のサーキットではいいパフォーマンスを見せることができるはずだ。
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