2022年9月17日(土)・18日(日)に静岡県の富士スピードウェイで開催されたハーレーダビッドソンジャパンのイベント「BLUE SKY HEAVEN 2022」における音楽ステージのアフターレポートを、同ステージをプロデュースした block. fm が発表した。「BLUE SKY STAGE」と題されたこのステージでは、オープニングアクトをつとめる CVO からラストの Chara まで熱いパフォーマンスが披露された。
ハーレー主催の野外フェス「BLUE SKY HEAVEN 2022」block. fmプロデュースの音楽ステージ「BLUE SKY STAGE」アフターレポートChara、MONDO GROSSO / SHINICHI OSAWA、SIRUPらの音楽ライブとバイクカルチャーが融合した2日間
2022年9月17日、18日の2日間に渡って、ハーレー ダビッドソンによるライフスタイルフェスティバル「BLUE SKY HEAVEN 2022」が富士スピードウェイにて開催されました。参加者はモーターサイクルのみならず音楽、キャンプ、アメリカンカルチャーといった様々なコンテンツを富士の麓で堪能。フェスティバルのアフタームービーもHARLEY-DAVIDSON JAPANのYouTubeより公開されています。
Chara、SIRUPら出演「BLUE SKY STAGE」レポート秋の雰囲気が漂い出した三連休の初日、富士スピードウェイにて開催された実に4年ぶりとなるBLUE SKY HEAVEN。
台風による雨予報は奇跡的に外れ、曇天ではありましたが爽やかな富士の麓には早朝から続々とハーレーライダーが集結。バイクレースやカスタムバイクの展示、数々のショップやフードブースなど、広い会場にはアメリカンカルチャーが楽しめるコンテンツがぎっしりと詰め込まれていました。
数あるコンテンツの中でも目玉のひとつであった、音楽マルチメディア「block. fm」がプロデュースを手掛けた音楽ステージ「BLUE SKY STAGE」。
当ステージのMCを務めるCARDZによる呼び込みとともにオープニングアクトを務めるバンド、CVOが登場。バンド、ダンサーが一体となってSteppenwolf「Born to Be Wild」のカバーやBLUE SKY HEAVENのためのオリジナルソングなど、迫力あるロックサウンドで会場に到着した参加者を出迎えました。
その後、いよいよblock. fmプロデュースによるステージがスタート。トップバッターを飾る“歌うDJ”として老若男女に愛されるYonYonは「ゆったり踊っていきましょう!」の声掛けとともにジャズやヒップホップ、R&Bからドラムンベースまで、国内外のヒットチューンをスムースに繋ぎ、自らの歌唱も交えつつ会場を暖めました。
続いて登場したDaokoは、過去にm-floの楽曲でも共演した☆Taku Takahashi(m-flo)がバックDJを務める特別なコラボステージを披露。アグレッシブなラップからスウィートな歌声を響かせたm-flo+Daoko「IRONY」、ヒット曲「水星」まで変幻自在のステージに、観客も思い思いに体を揺らしハンズアップで応えていました。
各ブースが来場客で賑わいだした昼過ぎ、ハウス/ディスコの新しいムーブメントを開拓するYOSA & TAARが登場。のっけからVan Halen「Jump」をドロップし意外なロックセットを展開しました。ハーレーライダーの心を掴みつつ得意とするハウス、ディスコへとグルーヴを繋ぎ、往年の名曲からヒット曲のリミックスまで多幸感ある選曲で観客を魅了。ラストはテッパンの「Perfect Fire」で会場が一体感に包まれました。
昼下がりの心地良い空気の中登場したR&BアーティストSIRUPは、スタートからグルーヴィーなバンドサウンドと圧倒的なボーカルで一気に会場を惹きつけました。続々と観客がステージ前に引き寄せられていく中、「みんな音楽は好きですか?」「晴れ男なので晴らしました」と自然体で観客とコミュニケーションを取りながら、「LOOP」など人気曲をライブアレンジでパフォーマンス。途中、「久しぶりにこの曲を歌います!」とYonYonを呼び込み、コラボ曲「Mirror(選択)」を披露しました。観客の熱気はラストの「Do Well」で最高潮に達し、思い思いに踊りながら最高のサウンドを楽しんでいました。
日が落ちかけてきた時間帯に登場したのは、自らもハーレーオーナーでライダーからの信頼も厚いベテランDJ、KO KIMURA。貫禄のテクノセットで会場の雰囲気を一気に掌握し、広い会場に響き渡る低音が夜に向けて観客のテンションを上げていきます。ハーレーのレザージャケットを着たライダー集団からファミリーキャンプの子どもたちまで、KO KIMURAの響かせるサウンドに体を揺らしている光景が印象的でした。
日も沈み富士の麓に夜が訪れる頃、シーンの最先端を走り続けるMONDO GROSSO / SHINICHI OSAWAが登場。エキゾチックなサウンドに自身の楽曲を織り交ぜつつセットを展開し、RHYME SOとしても大沢と共に活動するRHYMEがシンガーとしてステージに現れると、観客はますますヒートアップ。「POSEABLE」などRHYME SOの楽曲から、RHYMEが去った後も「LIFE」「ラビリンス」といったMONDO GROSSOの楽曲を繋ぎ、没入感たっぷりのライブセットを披露しました。
「こんなに素晴らしいロケーションでDJできることが嬉しい」と語りセットを締めくくった大沢伸一に続いて登場したのはblock.fm主宰の☆Taku Takahashi(m-flo)。「Summer Time Love」などm-floの楽曲でスタートし、去りゆく夏を惜しむような南国感あふれる楽曲を繋いでいきます。テッキーな楽曲の合間にも「One More Time」「RYDEEN」といった名曲をはさみ、ラストは代表曲「come again」をドロップ。普段ダンスミュージックに馴染みがない人でも楽しめる空間を作り出していました。
BLUE SKY STAGEのラストに登場したのは活動30周年を迎え、今なおアーティストとして独自の表現を続けるChara。それまでとは打って変わってオーガニックな雰囲気に包まれたステージに登場し、「やさしい気持ち」からスタート。ファミリーやバイク仲間と共にステージを楽しむ人とコミュニケーションを取りながら、「Swallowtail Butterfuly~あいのうた~」や、もう会えない人への思いを手紙から辿ったという新曲「おもかげ」などを披露し、観客はCharaとバンドメンバーが奏でる上質な音楽を堪能していました。
Charaのステージ終了後はフェス恒例の花火ショー「BLUE SKY FIREWORKS」で締めくくられた1日目の「BLUE SKY HEAVEN 2022」。4年ぶりの復活で、今までにない新しい試みをぎゅっと詰め込み開催されたバイクの祭典は、モーターサイクルを愛する人も初参戦の参加者も、誰もが新鮮なカルチャーの組み合わせを楽しめたフェスティバルでした。
イベント概要■名称/BLUE SKY HEAVEN 2022(ブルースカイヘブン2022)
■主催/ハーレーダビッドソンジャパン株式会社
■日程/2022年9月17日(土)9:00~22:00、18日(日)9:00~15:00
■会場/富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町中日向694)
■出演(五十音順)/KO KIMURA、SIRUP、☆Taku Takahashi(m-flo, block.fm)、Daoko(DJ Set)、Chara、MONDO GROSSO / SHINICHI OSAWA、YOSA & TAAR、YonYon
■MC/CARDZ
■公式サイト
・URL/https://blueskyheaven.jp/
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