シーズン後半戦、ようやく全力で完走
2024年シーズンのMotoGPは、イギリスGPから後半戦が始まりました。佐々木歩夢選手(ヤマハVR46マスターキャンプ・チーム)にとっても、Moto2ルーキーシーズンの後半戦となります。
【画像】2024年シーズンのMoto2クラスに参戦する佐々木歩夢選手を見る(6枚)
約3週間のサマーブレイクの間、佐々木選手は日本には帰らず、スペインで600ccクラスのバイクや、ヤマハ「YZF-R1」など大排気量のバイクでトレーニングを積み、後半戦に備えてきたということです。
後半戦幕開けとなったイギリスGPで、初日から土曜日午前中のプラクティス2までは順調でした。しかし、Q1から挑んだ予選では、苦しむことになります。コンディションの大幅な低下などがなければ、通常は100%全力でアタックする予選でタイムが縮まります。しかし、佐々木選手は自己ベストタイムを更新できず、Q1で14番手、決勝レースは28番手からのスタートとなりました。
「予選は本当にリアのグリップがなくて、フィーリングがあまりよくなくて、どうしようもなかったです。コンマ3秒くらい朝(プラクティス2)よりも遅かったんです。まだチームとミーティングできていないので何が問題だったのかわからないんですけど、今日の予選はちょっと、予想外の展開になってしまいました」
ただ、翌日の決勝レースでは再びフィーリングを取り戻し、レース終盤にはデニス・フォッジア選手(イタルトランス・レーシング・チーム)や2022年Moto3チャンピオンのイザン・ゲバラ選手(CFMOTO Inde・アスパー・チーム)とポジションを争い、21位でゴールしました。
佐々木選手はチャタリングの問題はあったものの、ようやく全力で走ってチェッカーを受けることができた、と感じているようです。これまでのシーズン前半戦ではリタイアが続き、完走したドイツGPでは左肩に問題を抱えてレースをしていたからです。
「初めて最後まで全開で走れた、と言っていいのかな。体力も腕も問題なくレースができました。予選がちょっと悪かったので、何とも言えないですけど、ペースはそれほど悪くはなかったです」
「終盤はフォッジア、ゲバラと一緒に走ることができました。残り2周くらいでその2人から遅れちゃったんですけど、それまではずっと一緒にレースすることができたし、いろいろと学ぶこともできて、すごくポジティブなウイークになったと思います」
「ただ、チャタリングの問題を抱えていたので、原因についてチームに確認してもらって、しっかりミーティングして、次のオーストリアでまた頑張っていけたらと思います」
MotoGP第11戦オーストリアGPは、8月16日から18日にかけて、オーストリアのレッドブル・リンクで行なわれます。
■Moto2クラスとは……
Moto2クラスは、トライアンフ「ストリートトリプルRS」の排気量765ccの3気筒エンジンをベースに開発されたオフィシャルエンジンと、シャシーコンストラクターが製作したオリジナルシャシーを組み合わせたマシンによって争われる。タイヤは2024年よりピレリのワンメイクとなった。クラスとしてはMotoGPクラスとMoto3クラスの中間に位置する。
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みんなのコメント
左に出る順位から見切れてることが多くて、何とか上に来てと願って見てる。