ヒュンダイとプラットフォーム共有
text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)
【画像】電動化を加速させるヒュンダイ・キア【両ブランドの電動モデルを写真で見る】 全122枚
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
新型EV6は、キア初のEV(電気自動車)専用モデルで、斬新なデザインとこれまでにない性能を兼ね備えている。
今月末の正式デビューに先駆けて公開されたEV6は、キアの新時代のEVの先陣を切るモデルだ。EVシリーズの車名には「EV」という新しいバッジと、サイズに応じた数字が付けられる。つまり、EV6は中型車であり、その下にはコンパクトSUV、ハッチバック、セダン、そして上位には大型SUVのスペースが残されている。キアは、2027年までにさらに6車種のEVを発売する予定だ。
技術仕様の詳細はまだ明らかになっていないが、EV6は最近公開されたヒュンダイ・アイオニック5とE-GMPプラットフォームを共有している。そのため、800Vの電圧で最大220kWの充電が可能で、10~80%の充電を18分で行うことができる。
E-GMPプラットフォームは、後輪または全輪駆動のレイアウトに対応している。EV6は72.6kWhのバッテリーを搭載して約500kmの航続距離を実現すると思われるが、あくまでこれは推定の最大値だ。
性能面では、キアの既存EVであるeニロやソウルEVをはるかに上回るパフォーマンスを発揮する。0-100km/h加速は約5.0秒で、最高速度は190km/hに達すると見られる。
ヒュンダイが発売を予定しているパフォーマンスセダン、アイオニック6と同様の位置づけとなることから、運動性能にも重点が置かれることが予想される。
新しいデザイン理念を採用
デザインは、これまでのキアには見られない斬新なもので、「シャープなスタイリング要素と彫刻的な形状の対照的な組み合わせ」という新しいスタイリング理念「Opposites United(相反するものの調和)」を採用している。
将来のモデルも同様にドラマチックなデザインを採用する予定で、「大胆」なカラースキーム、シンプルなライン、「絶えず変化する表面」などが新しい理念の重要なポイントとなっている。
2019年に発表されたコンセプトモデル「イマジン」の影響は明らかだ。全体的なシルエットは、より低めのSUVテイストを抑えたスタンスに進化しているが、キアのトレードマークである「タイガーノーズ」グリルには新たな解釈が加えられており、空力的な最適化が強調されている。
また、ヘッドライトと切れ目のないテールライトデザインも特徴的だ。
E-GMPプラットフォームのフラットフロアとミニマルなインテリアデザインにより、室内はキアの既存EVよりも広々としている。傾斜したダッシュボードやスリムなシートデザインを採用し、居住空間への影響を最小限に抑えた。また、ヒュンダイの兄弟車と同様に、インテリアの随所に再生プラスチックを使用している。
ダッシュボードには、インフォテインメント・スクリーンとメーター類を一体化した曲面ディスプレイが採用され、クライメート・コントロールの操作にはタッチパネルが使用されている。
EV6の価格や詳細は、年内の発売に合わせて発表される予定だが、プレミアム性とパフォーマンスを重視していることから、ヒュンダイ・アイオニック5の4万5000ポンド(680万円)を上回ると予想される。
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未だにコンセプトカー止まりのトヨタはどぉすんの?w