GR86 オーナーじゃないとわからない!TOYOTA GR86 長期レポート AE86~GR86への道
トヨタとスバルが共同開発したFRスポーツ、86。フルモデルチェンジを受けてGR86となったわ…
マユツバ? オカルト? 話題の、あの “テープ” の放電効果に迫る【TOYOTA GR86 長期レポート15_AE86~GR86への道】
走りたいなら基本の「キ」
クルマを壊さないためにできること。それは、まずは現状をしっかりと把握すること。
ブンブン走ったら壊れた、となっても直すのも自分なので(お金と労力がかかります……)ここはしっかりと把握しておくべきところで、基本の「キ」である。
その基本として見たいのは水温、油温、油圧の3つ。一応お伝えしておくと、街乗りオンリーであればとくに数字を見る必要はなく、警告灯がついたらそのときに対応すればいい。
だが、サーキットではそういった危険水域に達する前に走行を止めておきたいのだ。なぜなら、ついたときには時すでに遅し、な場合が多いから。
そんなわけで、初歩的なことからおさらいをしていこう(ちなみに、純正ディスプレイでは水温と油温が確認可能だ)。
GR86のノーマルモードだとこの表示。右上が水温でバーのみ。左下が油温でざっくりとした温度はわかる。・水温
水温はエンジン冷却水の温度。高すぎても低すぎてもよくない。昔は80℃くらいが適温と言われていたが、現代のクルマは90~100℃くらいが適温。良かれと思ってサーモスタットの開く温度を下げたものに交換する人もいるが、現代のクルマを70℃や80℃で安定させてもエンジン側では「水温が低すぎるのでなんとか水温を上げよう」という低水温補正が働いてパワーは絞られ、燃費も悪くなるだけだから憶えておこう。適温であることが重要だ。
・油温
油温はエンジンを潤滑するオイルの温度。こちらは水温よりやや高く、90~110℃くらいが適温。100℃を超えていると驚く人もいるが、オイルとはそういうもの。オイルメーカーでは低温時はこの成分が効いて、高温時はこっちの成分が効いて、という設計をしている。ベースオイルに摩擦調整剤を混ぜれば完成という簡単なものではないのだ。
スポーツ走行に使うようなオイルであれば、100℃を超えたくらいで本来の設計された性能を発揮するのが普通。こちらも水温時同様に良かれと思ってオイルクーラーで一生懸命に冷やす人もいるが、100℃くらいが適温なので低い温度だと含まれている成分が正しく機能しないので、これまたよろしくない。
とくに短距離しか乗らないと油温が100℃近くまで上がらず、そうなると結露などからオイルに混ざった水分が蒸発しないのでオイルが乳化してしまうことがある。こうなったら性能はガタ落ちだ。
そういったことを防ぐために自動車メーカーでは、短距離走行を繰り返すシチュエーションがシビアコンディションに指定されていて、オイル交換の推奨距離が短くなっているのだ。
・油圧
油圧はそのエンジンオイルにかかっている圧力のことで、どれだけの力でエンジン内を循環しているかがわかる。しっかりと油圧がかかっていないと、すみずみまで潤滑できずいろいろな部分が摩耗してエンジンがダメージを負ってしまう。油圧が落ちるにも原因があり、オイルがシャバシャバになる、オイルポンプがオイルを吸えていないなど、その「原因」と起きている「理由」を油圧が低下している場所から推測する必要がある。そのために走行中に確認したり、油圧が落ちたときにアラートが鳴ることが必要。データをロギング(記録)して、走行中に油圧が低下する場所がないか確認したりも有効だ。
残念!油圧は純正では見られない
GR86の場合、水温と油温はバーグラフでおおよそ確認できる。センターコンソールのトラックモードボタンを長押しすると表示が切り替わり、そうすると水温と油温が数字で確認することもできる。これはとっても便利で、朝どれくらいエンジンが温まりながら走っているか確認しながらペースアップする、というような使い方もできる。
このボタンを長押ししてトラックモードにすると水温油温が表示できる。左ボタンの長押しでも可能だが、電子制御がほぼ切れるので公道では要注意。トラックモードにすると左上に水温と油温が表示することができる。そこまで見られる純正ディスプレーだが、残念ながら油圧計はない。こればっかりは追加で取りつける必要がある。ちなみにだが、ホンダ新型シビックタイプRは純正で油圧もディスプレイで見ることができて、追加メーターいらずな構成だった。クッ……ちょっとうらやましい。
というわけで油圧計を装着することを計画するが、問題はどれにするかということ。個人的には丸いメーターをポコポコ付けるよりも、やっぱりスーパーGTみたいにオールインのディスプレイにまとめて表示したいわけである(カッコも大事!)。
こちらが先代86につけていたBLITZ タッチブレイン(初代)。温度と圧力がひとつずつ外部入力が可能だった。以前乗っていた86ではBLITZのタッチブレインを装着。OBDIIコネクターから水温や油温の情報は表示できるので追加で油圧センサーだけを取りつけて、それをタッチブレインに入力し、表示させていた。
しかし、なんと新型にモデルチェンジしたタッチブレインプラスは外部からの圧力値などを入力ができなくなってしまった(まぁ考えてみれば、そんなレアな機能はかなりのチューニング好きかサーキット好きしか欲しがらないし、なくなっても仕方ないよね)。そんなわけで、オールインのディスプレイにすべてを表示させるというのがなかなか難しい状況になっているのだ。
DefiのDSDFならそれらすべてが叶えられるという情報を得て、DSDFを取りつけようとした。だが、かなり大型で置き場所にちょっと困るのと、付属のOBDIIハーネスが短く適切な場所に設置できなかった。む~。
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みんなのコメント
油温油圧気にすることはとても良いことだし、正しい弄り方で愛車を楽しむことは素晴らしいこと。
だが一番初めにやることがある。オイルパンを外し、ストレーーナをチェックせよ。
ガスケットカスが詰まっていたら最悪ブローします。
スープラなんか軽自動車並みのインフォメーションしかないよ
ターボ付いてるのにブースト計すら無いなんて