鈴鹿サーキットで行われているスーパーフォーミュラの次期マシン「SF19」の開発テストは2日目を迎え、松下信治(#11 ホンダ開発車両)が1分36秒313をマーク。いきなりコースレコードに近づく速さをみせた。
前日に引き続き晴天に恵まれたテスト2日目。この日は#11 ホンダ開発車両に松下が乗り込み、初日はトラブルもあり思うように走り込めなかった#00 トヨタ開発車両は大嶋和也がテストを担当した。
この日は、ロングランテストを中心に両車ともにメニューをこなしていったが、共にトラブルなどはなく順調に周回を重ねていた。
また、初日から登場している新しいオーバーテイクシステムのLEDライトは、緑と赤に加えて、黄色もあることが判明。午前・午後ともに点灯状態で走行し、周りからの視認性の確認を行っていた。
セッション終盤には、ソフトタイヤをつけてタイムアタックのシミュレーションも行われ、松下が1分36秒313をマーク。SF14の持つコースレコード(1分35秒907)に近づくタイムをいきなり叩き出した。
走行を終えた松下は「SF14では1分35秒台が出ているので、単純に比較するとあまり速くないように思われそうですが、(乗っている感覚としては)SF19の方が全然速いです。同じコンディションで走ったら、SF14と比べて1秒くらいは速いような気がします。かなりポテンシャルが高いクルマだなと感じました」と、かなりポジティブな印象を語った。
一方、大嶋はロングラン主体のテストを行い、最後に実施したソフトタイヤでのアタックは1分38秒226。十分にパフォーマンスを発揮できなかったようで、「(最後のアタックは)勿体ないところがありました」と悔しい表情を見せた。
それでもSF19に対しては「すごくいい印象でした。ダウンフォースもあるし、フロントのタイヤが太くなっている分、グリップ力も上がっています。鈴鹿で走っている分にはポジティブな印象ばかりでした」と、新型マシンをかなり気に入っている様子だった。
これで予定されていたSF19の開発テストは全て終了。このシーズンオフの間に各チームにマシンがデリバリーされ、来年の開幕に向けて準備が進められていくことになる。
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