Bugatti CHIRON HABILLE PAR HERMES
ブガッティ シロン アビール パー エルメス
エルメスとコラボしたブガッティ シロン誕生! 400km/h超のパフォーマンスを秘めた走る芸術品 【動画】
アメリカの富豪、マニー・コシュビンからのオーダー
先日、ロールス・ロイス ファントムとエルメスのコラボレーションモデルが日本でも大きな話題を呼んだが、世界には様々なスペシャルなモデルが存在する。そのひとつがフランス発のハイパーカーブランド、ブガッティが生み出したビスポークモデルだ。
ブガッティ・ファンにとって、フランス・アルザスにあるモルスハイムのアトリエで製造されたハイパースポーツを所有することは生涯の願いと言えるだろう。しかし、それだけでは飽き足らず、複数のブガッティモデルをコレクションしている人もいる。
今回、公開された特別な1台「シロン アビール パー エルメス」は、アメリカで不動産業を手がけるマニー・コシュビン(Manny Khoshbin)のオーダーにより製造。「エルメスを着たシロン」というネーミングのとおり、高級ブランドのエルメスとブガッティの結びつきを復活させた1台となる。
オーダーから数年を経てついに完成した特別仕様
イラン出身のコシュビンは、世界有数のスーパーカーコレクターとして知られ、コレクションを紹介する自身のYouTubeチャンネルの登録者数は実に118万人を誇る。今回は、彼が愛してやまないブガッティをベースにカスタマイズの限界に挑戦したという。
「私は真のブガッティ・マニアです。本当は息子の名前を『エットーレ』にしたかったのですが、妻に反対されてしまいましたが(笑)。2015年に初めてシロンと対面し、すぐに世界最初の製造枠を予約しました。それにもかかわらず今回ようやく納車された理由は、私自身のこだわりにあったのです」
ブガッティとコシュビンは、何年にもわたって緊密な協力関係を続け、コシュビン専用に仕立てられた「シロン アビール パー エルメス」を完成させた。このエレガントなシロンの開発には、フランスの高級ブランドであるエルメスが参加。カラーや生地の選定、複雑な仕上げを特別に施すことで、コシュビンが目指していたユニークなスーパースポーツが完成した。
今回のフランスを代表するふたつのラグジュアリーブランドのコラボレーションは、ブガッティのカスタマイズに不可能がないことを証明したと言えるだろう。
内外装はエルメスでもお馴染み「クレー」をチョイス
エクステリアカラー、インテリアデザイン、こだわり抜いたディテール・・・。モルスハイムのブガッティとパリのエルメス製作チームは、特別なシロンを実現させるためにカスタムカラー、ファブリック、マテリアルなど、尽きぬ情熱を持って開発に取り組んだという。
全体的なカラースキームは、エルメスの伝説的なハンドバッグなどにも採り入れれている「クレー(Craie)」と呼ばれる特徴的なカラーでまとめられた。シロンの多くのモデルが2色のメインカラーをチョイスしているのに対して、コシュビンのシロンはクレー1色でペイント。
さらにメインエクステリアカラーだけでなく、リヤバンパー、メッシュカバー、トリムパーツ、ブガッティ・クラシック・アロイホイール、インテリアなど、すべてがクレーで仕上げられた。
オプションのスカイビュー・ガラスルーフが選択され、運転席と助手席の上に2枚の固定式ガラスパネルを追加。エンジンベイ、イタリアンレッドのブレーキキャリパー、アルミ仕上げのドアシルやスイッチ類を除いて、すべてがクレーで纏められている。
エクステリアにはいくつかのユニークなデザインを追加。フロントの馬蹄形グリルにはエルメスの象徴である“H”のモノグラムが加えられた。また、リヤウイング下部にはメルメスのモチーフとしても知られる「クルベット(Courbettes)」が入れられた。このデザインは飼育中の馬のスケッチをモチーフにしたもので、シロンの最高出力1500psという圧倒的なパワーを強調するために、コシュビン自身が選んでいる。
パリのエルメス本店がコシュビンの希望に協力
シロンをオーダーした瞬間からデリバリーに至るまで、コシュビンはその製造プロセスすべてに携わることができたと振り返る。
「この特別なシロンをオーダーするためパリのエルメスまで2度往復し、デザインやインテリアについてたっぷりと話し合って、その進捗状況は常に確認することができました。エルメスのチーム、ブガッティのデザイナー、そして私の間で何百通ものメールをやり取りしましたよ(笑)。このクルマは、いつか息子へと引き継ぎたいと考えています。だからこそ、何世代にもわたって生き続けるクルマを意識して作り上げたのです」
「ブガッティとエルメスのチームには本当に感謝しています。ブガッティにこのアイデアを持ちかけたものの、このような異なるブランドとのコラボレーションは通常行っていませんでした。それでも彼らは、特別な1台を作り出すというアイデアを受け入れてくれたのです」
「現在、私のコレクションには3台のブガッティがあり、もうすぐ4台目が完成します。そのうちの『ヴェイロン グランスポーツ ヴィテッセ “レンブラント・ブガッティ”』は、非常に希少なブラウンのカーボンファイバー仕上げになっています」
「私はブガッティに夢中で、名前を聞くだけで興奮してしまいます(笑)。すべてのブガッティの中でも、今回完成した『シロン アビール パー エルメス』を一番気に入っているかもしれません。ほとんど毎日ドライブしていますからね。シロンは本物のドライバーズカーですから、コクピットに座るだけで大興奮です」
黎明期から強い結びつきを持つブガッティとエルメス
エルメスのデザインがブガッティ製スポーツカーに採用されたのは今回が初めてではない。第一次世界大戦前、エットーレ・ブガッティは創業者ティエリー・エルメスの孫であるエミール=モーリス・エルメスに革製品を依頼。1920年代にはブガッティのレーシングカーにエルメスの革製品が使用されている。
さらに2008年のジュネーブ・モーターショーにおいて、ブガッティは「ヴェイロン Fbg パー エルメス」を発表。Fbgはエルメス本社の住所を示しており、今回のシロン アビール パー エルメスと同じように、エルメスをフィーチャーした内外装が採用されている。
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