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新型コンパクトSUVのトヨタ・ヤリス クロスがついに市場デビュー。車両価格は179万8000円~281万5000円に設定

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新型コンパクトSUVのトヨタ・ヤリス クロスがついに市場デビュー。車両価格は179万8000円~281万5000円に設定

トヨタが新しい都市型コンパクトSUVの「ヤリス クロス」を発売。1.5Lガソリン車と1.5Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッド車それぞれに2WD(FF)と4WDをラインアップ

 トヨタ自動車は8月31日、主力コンパクトカーのヤリスをベースとする新型コンパクトSUV「ヤリス クロス」を発売した。

トヨタC-HRが安全装備の拡充をメインメニューとした一部改良を実施。ブラック基調のクールな特別仕様車も設定

車種展開は以下の通り。
■ガソリン車
X“Bパッケージ”:2WD179万8000円/4WD202万9000円
X:2WD189万6000円/4WD212万7000円
G:2WD202万円/4WD225万1000円
Z:2WD221万円/4WD244万1000円
■ハイブリッド車
ハイブリッドX:2WD228万4000円/E-Four251万5000円
ハイブリッドG:2WD239万4000円/E-Four262万5000円
ハイブリッドZ:2WD258万4000円/E-Four281万5000円
なお、月販目標台数は4100台に設定している。

 新型ヤリス クロスは、ヤリス・シリーズならではの「軽快な走り」「先進の安全・安心技術」「低燃費」を受け継ぎつつ、利便性にとどまらず、乗る人の個性やライフスタイルを彩る新世代の都市型コンパクトSUVとして開発された。

 まずエクステリアは、「Robust&Minimalist」の思想のもと、デザインキーワードに「ENERGETIC SMART」と据え、アクティブで洗練されたバランスの良いプロポーションを追求する。フロント部はヤリスの“Y”を意識したグリル、ブラック基調で安定感のあるロア、シャープな造形のフェンダーから成る立体構成でアレンジ。サイドビューはフロントからリアコンビネーションランプまで高い位置で一気に通り抜ける水平基調の軸によるSUVらしい造形や、力強さと高いユーティリティを強調したキャラクターラインなどが印象的だ。そしてリアセクションは、スクエア形状の中央部と大きな開口のバックドアが機能性の高さをアピール。同時に、大きく張り出したフェンダーが逞しさを主張する。ボディサイズは全長4180×全幅1765×全高1590mmに設定。ホイールベースはヤリス比で10mm長い2560mmとし、同時に最低地上高は170mmを確保する。ボディカラーは表情豊かで存在感が際立つブラスゴールドメタリック、従来色より立体感が強調されたシルバーメタリックの新規開発色のほか、ホワイトパールクリスタルシャイン/ブラックマイカ/センシュアルレッドマイカ/ベージュ/グレイッシュブルー/ダークブルーマイカメタリックという全8色をラインアップ。アクティブさを演出するツートーンカラーは、ブラックマイカ×ブラスゴールドメタリック/ブラックマイカ×シルバーメタリック/ブラックマイカ×ホワイトパールクリスタルシャイン/ブラックマイカ×センシュアルレッドマイカ/ブラックマイカ×ベージュ/ブラックマイカ×グレイッシュブルー/ブラスゴールドメタリック×ブラックマイカという全7タイプを設定した。

 内包するインテリアは、センターコンソールからディスプレイオーディオ(DA)にかけての縦方向の流れを強調することで、力強さとアクティブさを表現。また、シート、ステアリング、シフトレバーなどを適切に配置したうえで、「Eyes On The Roadコンセプト」のもと、視認性に優れたTFTカラー液晶マルチインフォメーションディスプレイおよびメーターの装備やDAの上方配置、ヘッドアップディスプレイ(HUD)の採用などを行い、ドライバーの視線移動を最小限にすることで運転に集中できるコクピットを創出する。さらに、インストルメントパネル上部には「スラッシュ成形」によるソフトパッドを組み込み、合わせて温かみのある新素材フェルトをドアトリムに広範囲に採用するなど、上質で心地よい室内空間を実現した。

 ユーティリティ面に関しては、デッキボード下段時にコンパクトSUVのトップクラスとなる容量390リットルのラゲッジスペースを確保。荷室寸法は長820(5名乗車時)×幅1400×高732(デッキボード上段時)~850(同・下段時)mmを実現する。また、4:2:4分割リアシートと6:4分割アジャスタブルデッキボードを、トヨタのコンパクトSUVとして初採用。荷物の固定には、ユーティリティフックとフレックスベルトを組み合わせ、多彩なデッキアレンジを可能とする。さらに、荷物積載時に便利なハンズフリーパワーバックドアを設定。しかも、トヨタの従来車と比べて約2倍のスピードで素早く開閉する仕組みとした。

 基本骨格にはコンパクトカー向けTNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォーム(GA-B)を採用し、軽量で高剛性、かつ低重心なボディを具現化。パワートレインには、M15A-FKS型1490cc直列3気筒DOHC12V直噴“ダイナミックフォース”ガソリンエンジン(最高出力120ps/6600rpm、最大トルク14.8kg・m/4800~5200rpm)+Direct Shift-CVTの2WD(FF)と4WDのガソリン仕様、M15A-FXE型1490cc直列3気筒DOHC12V“ダイナミックフォース”ガソリンエンジン(最高出力91ps/5500rpm、最大トルク12.2kg・m/3800~4800rpm)+1NM型フロントモーター(最高出力59kW、最大トルク141Nm)+リチウムイオン電池(容量4.3Ah)+電気式無段変速機で構成するリダクション機構付THSIIの2WD(FF)および同ユニットに1MM型リアモーター(最高出力3.9kW、最大トルク52Nm)を追加したE-Fourのハイブリッド仕様を設定する。

 また、ガソリン仕様の4WDには路面状況に応じた走行支援を3つのモード(NORMAL/MUD&SAND/ROCK&DIRT)から選択できるマルチテレインセレクトを、ハイブリッド仕様のE-Fourには雪道など滑りやすい路面でのスムーズな発進に寄与するSNOWモードおよび悪路において接地するタイヤに適切な駆動トルクを配分するTRAILモードを採用。さらに、降坂時の車速を一定の低車速に保ち、安定走行に寄与するダウンヒルアシストコントロールをガソリン4WD車およびハイブリッドE-Four車に組み込み、走行性能をいっそう高めた。

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みんなのコメント

4件
  • サンルーフはないの?
  • グレード次第で100万以上の差があるなんて信じられない。

    安さアピールの客寄せパンダは必要ないよ。
    全てにおいて軽のN-BOXが勝ってるから。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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