スペインのカタルニア・サーキットで行なわれているMotoGP第6戦カタルニアGP。Moto2クラスの予選では、セルジオ・ガルシア(MT Helmets – MSi)がMoto2初ポールポジションを手にした。
18台で争われる15分間のQ1は、日本勢では佐々木歩夢(Yamaha VR46 Master Camp Team)が出走。ランキング4番手につける小椋藍(MT Helmets – MSi)は直接Q2に進んだ。
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ここで速さを見せたのは、第2戦のウイナーでランキング6番手につけるアロン・カネット(Fantic Racing)。セッション序盤に各車1分43秒台のタイムを出す中、1分42秒882というタイムでトップに立ち、終盤は早々とピットに戻って戦況を見守った。
ラストアタックでカネットのタイムを上回ったのが、ルーキーのセナ・アギウス(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)。1分42秒608というタイムでQ1をトップ通過した。以下カネット、セレスティーノ・ビエッティ(Red Bull KTM Ajo)、ダリン・ビンダー(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)までのトップ4がQ2に駒を進めた。佐々木は1分43秒400で11番手となり、ここで敗退となった。
Q2は上記4台を含めた計18台で、同じく15分間で争われた。最初のアタックでは各車1分42秒台のタイムを刻んでいったが、今季ここまで2勝を挙げてポイントリーダーにつけるガルシアが1分41秒894でトップに立った。続いてビエッティ、フェルミン・アルデゲル(Speed Up Racing)のふたりも好タイムをマークしたが1分42秒の壁は破れず、2番手3番手となった。
セッション折り返しのタイミングで各車がピットに戻り、残り5分を切ったあたりから再びアタックに。この段階では小椋だけがタイムを計測できていないという状況だった。
終盤のアタックではセッション前半のタイムを超えられないケースも多く見られた。ガルシアもそのひとりだったが、逆にライバルにその座を脅かされることもなく、Moto2初ポールポジションを獲得した。
2番手は、ラストアタックで1分42秒134までタイムを上げたアルデゲル。3番手はビエッティだった。小椋は1分42秒439で10番手。ラストアタックでは前半区間では好タイムが出ていたものの、タイムを上げることはできなかった。
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