新車が届くまで4年もどうするの?
昨年6月に300系と呼ばれる新型モデルが発表となったトヨタ・ランドクルーザー。
【画像】賢く乗る秘訣は「残価率」?【ランドクルーザーとアルファードを見る】 全72枚
実に14年ぶりのフルモデルチェンジということもあり、この日を待ちわびていた人も多かったことだろう。
そんな新型ランドクルーザーだけに、正式発表前の事前予約の段階ですでに年間販売計画台数5000台の3倍以上の受注を記録するという異例のスタートを切ったのだ。
そもそも日本よりも海外での需要が高いランドクルーザーは、日本向けの割り当てが全生産台数の一部だったことも影響し、発表直後で納期は1年以上と言われ、最近では4年待ちとも5年待ちとも言われるほどの人気ぶりとなっている。
一時は予想できないほどの長い納期といわれていたが、執筆時点ではランドクルーザーの公式サイトに「今からご注文いただく際の納期は4年程度となる場合がございます」とはっきり明記されており、新型コロナウイルス感染症や半導体不足だけでなく、世界情勢も不安定になりつつ今は、これ以上納期が延びる可能性もゼロではないだろう。
そんな状況であるにもかかわらず、4年の納期を了承して注文を入れているユーザーは少なくないというから驚きだ。
そこで今回は、そんな4年待ちを覚悟して注文したユーザーは、納車されるまでの間、どのように過ごしているのかについて、いくつかのトヨタディーラー関係者に話を聞いてみた。
既存ユーザーは先行注文済み
最初にお話を伺ったのは、旧トヨタ店のとあるディーラー。
現在東京をはじめとしてディーラー再編が進んでおり、「トヨタモビリティ〇〇」という呼称に変わりつつあり、取り扱い車種の違いもなくなっているのだが、旧トヨタ店といえば、従来のランドクルーザーやランドクルーザー・プラド、クラウンといった高級モデルを中心に取り扱っていた販売チャネルだ。
それだけに、旧型ランドクルーザーユーザーを含む既存の見込みユーザーには予約がスタートする前にアプローチを済ませており、早い段階で発注しているために納期4年というユーザーは少ないとのこと。
それでも納期が1年以上となっているユーザーも少なくないそうで、そういったユーザーは現在乗っている車両を1度車検を通してそのまま納車されるまで乗りつづけるというケースや、複数台所有しているユーザーなどはとくに気にすることなく納車を待っているような余裕のある人も珍しくないようだ。
ちなみに話を聞いたディーラーでは注文時に諸費用分程度の「準備金」を入金し、納車予定日がはっきりした段階で正確な支払総額を再計算し、納車までに全額入金(もしくはクレジット)という流れになるようで、4年後はクルマに纏わる税制やクリーンディーゼル車への優遇なども変化している可能性を忘れずに説明しているそうだ。
つなぎのクルマを買う人も
続いてお話を伺ったトヨタディーラーでは、メーカーから「4年ほど」というアナウンスがされる前の「納期未定」の状態で契約したユーザーがいたそうだが、その人は納期が4年ほどかかると分かった時点で、「普段乗らないクルマに乗ってみよう」と残価設定クレジットでアルファードを購入したとのこと。
ご存知のとおりアルファードは残価率が高いことで知られており、新車価格の半額程度の金額で乗り出すことができる。
もちろん市場での買取価格はそれを上回るケースも珍しくないため、SUVばかり乗り継いでいたユーザーだったが、物は試しにと購入したようだ。
実際のところランドクルーザーをクレジットで購入したとしても支払いは納車後にスタートするため、その前段階で違う車種を購入してもクレジットを2台分払うということにはならないので、どうせ待つなら違うクルマを買ってみようというケースもない話ではない。
また、そこまで待つことができるユーザー心理としては、どんなに待ってもランドクルーザーの価値が大きく目減りすることはないと分かっているからで、ディーラーでの残価設定クレジットの残価率は5年で驚異の56%と言われており、4年後に気が変わって即手放したとしても大きく損をすることはないというのが大方の予想となっている。
さすがに現在のように新車価格の2倍以上の金額で業者オークションにて落札されることはないだろうが、価値が目減りしないという点では4年待つ価値があるということなのだろう。
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みんなのコメント
まあ、富裕層がターゲットだろうから、意外と納期掛かっても余裕な人多いんじゃ?