現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 新型「レクサスRX」お披露目!5代目はスピンドルボディと多彩なパワトレで今秋発売

ここから本文です

新型「レクサスRX」お披露目!5代目はスピンドルボディと多彩なパワトレで今秋発売

掲載 更新 93
新型「レクサスRX」お披露目!5代目はスピンドルボディと多彩なパワトレで今秋発売

レクサスは2022年6月1日、5代目となる新型クロスオーバーSUV「RX」をオンラインで発表した。なお日本での発売は今秋が予定されている。

RXは、1998年にアメリカ市場向けにラグジュアリーSUVのパイオニアとしてデビューした。2005年には、レクサス初のHEVモデル「RX400h」を発売し、ラグジュアリーSUV市場に初めてHEVモデルを導入している。そして1998年から2022年4月末時点まで、約95の国と地域で累計約350万台を販売した実績を持ち、レクサス車の中で最量販の基幹モデルとなっている。特にアメリカ市場、中国市場ではきわめて重要で、失敗することは許されないモデルといえる。

ランドローバー「ディフェンダー 130」発表 3列目も快適な8人乗りでアドベンチャーへ

5代目の新型RXは、上質な乗心地と高い静粛性を保ちながら、ダイナミクス性能の大幅な進化を追求している。つまり、レクサス・ブランド共通の「レクサス・ドライビング・シグネチャー」(レクサスの走り)のレベルをより高めるという狙いの元に開発されている。

高性能グレードのRX500h F SPORT Performanceは、RZに続き、電動化技術を生かしたAWDシステム「DIRECT4」を採用。高出力のe-アクスルを装備し、新開発のハイブリットシステムと組み合わせることで、レスポンスの良い伸びやかな加速を実現。

また緻密なAWDの駆動制御で、前後輪のグリップ力を最大限に活かし、車両姿勢のコントロールも行ないながら、ダイレクトかつトルクフルで気持ちのいい、電動車の新たな走りを追求したという。

もちろんグローバルコアモデルとして、幅広いユーザー層のために、2.4Lターボ+ハイブリッド/DIRECT4、2.5L PHEV E-Four、2.5L ハイブリッド E-Four(FF/E-Four)、2.4Lターボ(AWD/FF)を展開している。

スピンドルグリルからスピンドルボディへ

デザイン的には、従来のスピンドル・グリルを中心としたデザインから、新たな電動化モデルへの変革を表す、より塊感のあるスピンドル・ボディへと進化を遂げている。また、Aピラーを後方に移動させる、キャビン・バックワードによりロングノーズ感を強調したフォルムになっている。

新型RXは、TNGA-K(大型横置きエンジン)プラットフォームを採用。リヤには新開発のダブルウイッシュボーン・サスペンションを採用している。このリヤ・サスペンションに合わせて、従来のTNGA-Kのリヤ部分は新設計されている。

新開発のリヤ・サスペンション/e-アクスルまたボディ骨格は、短ピッチ・スポット溶接、レーザースクリュー溶接、構造用接着剤を組み合わせ、結合部を強化。またステアリング・サポート部はアルミダイキャスト材、フロント・フェンダー、ボンネットはアルミパネルを採用。主要骨格部には世界初となる2GPa級のホットスタンプ材も採用するなどにより従来より90kgの軽量化も実現している。

そして製造時にはアライメント精度を向上させることで狙い通りのダイナミクス性能の向上を実現しているという。

なおボディサイズは、全長は従来型と共通の4890mm、全幅は+25mmの1920mm、全高は1695mmで変更なし。ホイールベースは60mm延長され2850mmとなっている。なおトレッド幅は、フロントが+15mm、リヤ+45mm拡大させている。

新開発のハイブリッド

2.4Lターボと6速AT/モーターを組みあわせた新ハイブリッド新開発のハイブリッド・システムは、2.4Lターボ(T24A-FTS型)エンジンと6速ATトランスミッションを組み合わせ、ATのトルコン部をモーターに置き換え、さらにモーターとエンジンの間にクラッチを配置している。

新開発の2.4Lダウンサイジング・ターボエンジンこれにより、エンジンのオン・オフを自在にでき、同時に従来のTHS-IIよりリニアな加速が実現しているのだ。またリヤのe-アクスルは従来のE-Fourよりはるかに高出力で、高速走行時も駆動を担当する。

2.5Lエンジンと従来型ハイブリッドの組み合わせこのDIRECT4の制御のために、車速センサー、Gセンサー、舵角センサーを装備し、これらの情報をベースに前後の駆動力配分は100:0~20:80の幅で可変制御。そのため、加速時、コーナリング時、ステアリングの切り始めで、絶えず最適な駆動力配分を行なうなど、ドライ路面でも積極的にダイナミック性能を高める制御となっている。

2.5Lエンジン+PHEVまたブレーキはリヤにe-アクスルを採用したため、前後独立油圧制御/前後回生協調制御式を新採用している。

なお最も高性能な「F Sport Performance」ではフロントは6ポット・キャリパー、後輪操舵(DRS)、21インチ・ホイールを組み合わせて採用。後輪操舵は最大で4度の操舵を行なうことができる。

安全装備は、最新のレクサス・セーフティシステム+を装備。歩行者や他車両のリスク、カーブなどを先読みして運転をサポートするプロアクティブ・ドライビングアシストも装備している。またオプションで、高度運転支援システム「アドバンストドライブ」、「アドバンストパーク」も設定されている。

レクサス RX 関連記事
レクサス 関連記事
レクサス 公式サイト

The post 新型「レクサスRX」お披露目!5代目はスピンドルボディと多彩なパワトレで今秋発売 first appeared on オートプルーブ - Auto Prove.

関連タグ

こんな記事も読まれています

転倒時にバイクを守る! エンジンガードは装着した方がいいのか?
転倒時にバイクを守る! エンジンガードは装着した方がいいのか?
バイクのニュース
全国に「警察軽トラ」配備へ なぜ? 警察庁初の取り組み、理由は? ダイハツ製61台を24年度中に導入! 各都道府県警察で運用
全国に「警察軽トラ」配備へ なぜ? 警察庁初の取り組み、理由は? ダイハツ製61台を24年度中に導入! 各都道府県警察で運用
くるまのニュース
『ランクル40 / 70』にもピッタリ! トーヨータイヤ『OPEN COUNTRY A/T III』がラインアップ拡充
『ランクル40 / 70』にもピッタリ! トーヨータイヤ『OPEN COUNTRY A/T III』がラインアップ拡充
レスポンス
寒いとバカっ速! ラスベガスで完勝ワンツーのメルセデス、懸念のグレイニングも一切出ず「不思議だね」とウルフ代表
寒いとバカっ速! ラスベガスで完勝ワンツーのメルセデス、懸念のグレイニングも一切出ず「不思議だね」とウルフ代表
motorsport.com 日本版
約99万円! トヨタ新型「“軽”セダン」発表! 全長3.4m級ボディで4人乗れる! 安全性向上&寒さ対策UPの「ピクシス エポック」どんな人が買う?
約99万円! トヨタ新型「“軽”セダン」発表! 全長3.4m級ボディで4人乗れる! 安全性向上&寒さ対策UPの「ピクシス エポック」どんな人が買う?
くるまのニュース
夢だけで終わらせたくない「マイ・バイクガレージ」 たぐちかつみ・マイガレージ回顧録 VOL.01
夢だけで終わらせたくない「マイ・バイクガレージ」 たぐちかつみ・マイガレージ回顧録 VOL.01
バイクのニュース
「(次期)セリカ、作ります!」ラリージャパン会場でトヨタ中嶋副社長が明言!! 開発開始を宣言、次期86も「出す」
「(次期)セリカ、作ります!」ラリージャパン会場でトヨタ中嶋副社長が明言!! 開発開始を宣言、次期86も「出す」
ベストカーWeb
スズキ・フロンクスが月販目標の9倍も受注! 絶好調な理由は小さくて安いのに感じられる「高級感」!!
スズキ・フロンクスが月販目標の9倍も受注! 絶好調な理由は小さくて安いのに感じられる「高級感」!!
WEB CARTOP
車載電池のノースボルト、米国で破産法を申請 事業継続にめど
車載電池のノースボルト、米国で破産法を申請 事業継続にめど
日刊自動車新聞
【初試乗!】さらにスポーティになった「メルセデスAMG GT 63 PRO」はポルシェとのGT対決に終止符を打てるか!?
【初試乗!】さらにスポーティになった「メルセデスAMG GT 63 PRO」はポルシェとのGT対決に終止符を打てるか!?
AutoBild Japan
レクサス新型「FF最大・最上級セダン」世界初公開に大反響! めちゃ“斬新グリル”&一文字ライト採用! “6年ぶり”に内外装刷新の「ES」中国に登場!
レクサス新型「FF最大・最上級セダン」世界初公開に大反響! めちゃ“斬新グリル”&一文字ライト採用! “6年ぶり”に内外装刷新の「ES」中国に登場!
くるまのニュース
20年前の個体なのに走行距離301キロ!? 555台の限定車 BMWアルピナ「ロードスターV8」がオークションに登場 極上車の気になる予想価格とは
20年前の個体なのに走行距離301キロ!? 555台の限定車 BMWアルピナ「ロードスターV8」がオークションに登場 極上車の気になる予想価格とは
VAGUE
完璧なシーズンでも届かない、王者の背中。ノリス「たとえミスがなかったとしてもタイトルを手にできたかどうか……」
完璧なシーズンでも届かない、王者の背中。ノリス「たとえミスがなかったとしてもタイトルを手にできたかどうか……」
motorsport.com 日本版
苦手な「前向き駐車」なぜコンビニで推奨されるのか? 「もちろんやってる」「出る時が怖い…」賛否あり!? バック駐車じゃない理由への反響は?
苦手な「前向き駐車」なぜコンビニで推奨されるのか? 「もちろんやってる」「出る時が怖い…」賛否あり!? バック駐車じゃない理由への反響は?
くるまのニュース
今でも現役! いろんなバイクに採用されています。「SOHC」とは?【バイク用語辞典】
今でも現役! いろんなバイクに採用されています。「SOHC」とは?【バイク用語辞典】
バイクのニュース
ダイハツ『タフト』安全性能向上で仕様変更、138万6000円から
ダイハツ『タフト』安全性能向上で仕様変更、138万6000円から
レスポンス
BMW 2シリーズクーペ【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
BMW 2シリーズクーペ【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
レクサスの末っ子LBXに、次世代モダンインテリア空間を表現したElegantが新登場
レクサスの末っ子LBXに、次世代モダンインテリア空間を表現したElegantが新登場
カー・アンド・ドライバー

みんなのコメント

93件
  • このスピンドルボディのデザインはイマイチですね。
    色々試行錯誤しているうちに、訳が分からなくなったんじゃないかとさえ思ってしまう。
    売れている車なのだから、エクステリアデザインで変な冒険する必要なかった。

    逆にインテリアは変えるべきだったかと思う。
    NXと全く差別化ができていない。

    現行RXからの買い換えも考えていたが、ひとまず見送る。
  • スピンドルボディとは何ぞや?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

666.0901.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

89.51119.0万円

中古車を検索
RXの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

666.0901.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

89.51119.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村