2022年1月18日、ACEA(欧州自動車工業会)は2021年の欧州新車販売データを発表した。1年間で販売した台数は1177万4885台(EU26カ国+EFTA3カ国+英国)で、前年(1195万8116台)比1.9%減。EU26カ国(マルタのデータは未集計)に限ると970万192台で、前年比2.4%減だった。
新型コロナウイルスが猛威をふるい、あわせて半導体不足という問題に直面した昨年は、生産が停滞し市場が縮小。通年販売は993万9418台と2019年の1300万6331台から300万台以上(25.4%減)減らした。未曾有の危機に襲われた2020年以上に2021年は厳しい結果になった。
ACEAは「2021年は、とくに下半期が厳しかった。半導体不足で生産ができなかった影響が大きい」とまとめている。
主要マーケットは、最大規模のドイツが10.1%減の262万2132台。ドイツで最も多く売れたブランドはVWで53万5239台(前年比7.0%減)、2位はメルセデス・ベンツ28万6624台(同23.3%減)、3位BMW22万5190台(同7.4%減)となっている。
フランスは165万9003台(0.5%増)。グループPSAとFCAが合併したステランティスが最多販売ブランドで、年間56万414台(同3.7%減)、2位はルノー39万5774台(同4.1%減)、3位はVWグループ(アウディ、セアトなどを含む)の22万1168台(79%増)。
イタリア145万7952台(5.5%増)。ステランティスが56万1421台、続いてVWグループ(アウディ、セアトなど)22万8040、ルノー(ダチアを含む)が13万6240台だった。個々のブランドでデータを整理すると、フィアットが22万3566台、VW12万6092台、トヨタ8万4850台となる。
スペイン85万9477台(1.0%増)と、ドイツが苦しんだ。EUを離脱した英国は164万7181台(1.0%増)だった。
メーカー別データ(EU26カ国+EFTA3カ国+英国)は、294万4117台を販売したVWがトップ。前年比は3.7%減だった。2位はステランティス(フィアット、プジョー、シトロエン、オペルなどで構成)の237万8979台(前年比1.6%減)。3位ルノー・グループ(ダチア、アルピーヌなどを含む)109万3539台(同10.9%減)。
4位の現代・グループ(キアを含む)は前年比21.1%増の101万8563台。5位はBMWグループ(MINIを含む)85万8762台(同1.3%増)、6位トヨタ76万178台(同9.6%増)、7位はダイムラー(メルセデスとスマート)67万8574台(同11.0%減)と続いた。
日産は29万520台(14.2%減)、マツダ15万5434台(同4.0%増)、三菱7万3370台(同29.1%減)、ホンダ6万8346台(同15.3%減)である。
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走るクルマの10台に1台がベンツというわけだが、それでも東京・港区のベンツ密度には負けてるなww