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【6年ぶり刷新で絶対王者に挑む!!】新型ekスペース&ekクロススペース 気迫の中身!!

掲載 更新 26
【6年ぶり刷新で絶対王者に挑む!!】新型ekスペース&ekクロススペース 気迫の中身!!

 三菱自動車のスーパーハイトワゴン、ekスペースが2020年2月6日、6年ぶりにフルモデルチェンジし、3月19日から発売される。

 ラインナップは標準ボディが「ekスペース」、デリカD:5やekクロスと同様のダイナミックシールド顔を採用した「ekクロススペース」の2種類となる。

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 新型ekスペース&ekクロススペースは、三菱と日産が共同で設立したNMKV会社が開発したもので、eKシリーズの背を高くしたスーパーハイトワゴンとなる。

 しかし、このジャンルには絶対王者ともいうべきホンダN-BOXが君臨し、立ちはだかっている。

 はたして、ekスペース&ekクロススペースにはどんな魅力が備わっているのか? そしてN-BOXの牙城を崩せるのか? モータージャーナリストの渡辺陽一郎氏が徹底解説する。

文/渡辺陽一郎
写真/奥隅圭之

【画像ギャラリー】新型ekスペース&ekクロススペースの未公開写真

ekスペースとekクロススペースの2グレードを用意

左からekスペース(NA)、ekスペース(ターボ)、ekクロススペース3台揃い踏み

標準顔のekスペース

ダイナミックシールド顔のekクロススペース

左がekクロス、右がekクロススペース。ボディサイズはekクロスが全長3395×全幅1475×全高1640~1660mm。右のekクロススペースは全長3395×全幅1475×全高1780mm。ekクロススペースはekクロスに比べ全高が120~140mm背が高い

 2019年3月に登場したeKワゴン&eKクロスに続いて、eKスペースもフルモデルチェンジを行った。

 従来型は標準ボディをeKスペース、エアロパーツ装着車をeKスペースカスタムと呼んだが、新型はeKスペースと、フロントマスクをSUV風に仕上げたeKクロススペースになる。eKワゴン&eKクロスに準じる組み合わせだ。

 eKスペース&eKクロススペースの全高は、2WDが1780mm、4WDは1800mmに達する。後席側のドアは乗降性の優れたスライド式だ。

 従来のeKスペース&eKスペースカスタムと同様、N-BOX/タント/スペーシアのライバル車になり、今はこのスーパーハイトワゴンの人気が高い。軽乗用車全体の50%近くを占める。

 開発は三菱と日産が合弁で立ち上げたNMKVが受け持つが、実質的な開発は日産が行い、生産は三菱が担当する。両社の分業で成り立つ商品で、姉妹車として日産もルークスを用意する。

 eKスペースとeKクロススペースでは、外観のデザインが異なる。販売の主力は上級のeKクロススペースで、フロントマスクは今日の三菱車に共通する「ダイナミックシールド」で仕上げた。

 基本的にeKクロスやデリカD:5に似ているが、eKクロススペースのLEDヘッドランプは、配置の仕方が異なる。

 eKクロスとデリカD:5では、LEDヘッドランプをグリルの両側に縦方向に並べたが、eKクロススペースは7眼薄型LEDヘッドランプをグリルの上側に横並びで上下2段に配置する。

ここで3台のダイナミックシールド顔の違いについて解説しておこう。写真左のデリカD:5は一番上がポジションランプ、縦型のヘッドランプ、下がフォグランプ。中央のekクロススペースは一番上がヘッドランプ、下のランプ類のなかに、上からフォグランプ、ポジション、ウインカーが埋め込まれている。一番右のekクロスは一番上がポジションランプ、縦型部分がライトとウインカー、下の丸い部分がフォグランプ

 標準ボディとなるeKスペースのフロントマスクは、ヘッドランプの配置もオーソドックスで柔和な印象だ。ちなみにターボ車のグリルはブラック、NAモデルはボディ同色となる。

ブラックのグリルがターボ、右がボディ同色のNA

 ボディサイズは、全長が3395mm、全幅は1475mmで、この数値は軽自動車の全車で共通化されている。

 全高は、前述のように2WDが1780mm、4WDは1800mmだから、先代の1775mm(2WD&4WD)に比べて若干高い。ハイトワゴンのekワゴン&ekクロスに比べると、120~140mm高い。N-BOXやスペーシアと同等でタントを25mmほど上まわる。

 ホイールベース(前輪と後輪の間隔)は2495mmだから現行eKワゴン&eKクロスと同じで、先代型に比べると65mm伸びた。タントとスペーシアの2460mmに比べると長く、N-BOXの2520mmよりは短い。

左からekスペース(NA)、ekスペース(ターボ)、ekクロススペース

室内はスーパーハイトワゴンのトップクラス

ekクロススペースのコクピット。質感が高く作りがいいのが特徴。収納スペースも多く使い勝手がいい。写真はekクロススペースのプレミアムインテリアパッケージ装着車(5万5000円のメーカーオプション)

ブラック&ブラウンのシックで上質なプレミアムインテリアパッケージのフロントシート(ekクロススペース)。撥水シートで生地は合成皮革&ファブリック

助手席の肩口レバーで助手席が前に倒れるので、運転席から助手席を前方に倒し、子供をケアできる320mmの後席ロングスライドをより有効に活用できる

 ホイールベースの拡大で、後席の前後方向の足元空間は、先代型に比べて81mm拡大した。身長170cmの大人4名が乗車した場合、後席に座る乗員の膝先空間は、先代型では握りコブシ3つ少々であった。スペーシアの3つ半、N-BOXの4つ少々を少し下まわったが、新型ekスペースなら遜色はない。

 ただし車種を問わず、後席のスライド位置を最後端に寄せると、頭部がリアゲートに接近して追突された時に不安が生じる。後席の膝先空間は、握りコブシ2つ分程度に調節したい。そうすれば追突時の不安が多少は解消され、広がった後席の後ろ側を荷室として使える。

 ekスペース&ekクロススペースの後席のスライド量は、クラストップの320mmを確保した。先代型に比べると60mm増えている。

 後席の左側にチャイルドシートを装着した時は、前方に寄せると便利だ。運転席に座る親との間隔が縮まり、信号待ちの時などに子供のケアをしやすい。

軽自動車とは思えないほど広い居住空間。後席ニールームは793mmとN-BOXの790mmを上回る

後席のスライド量は320mmとクラストップ。チャイルドシートがドアの真横になり。子供の乗せ降ろしがラク

 助手席の背もたれを前側へ倒すレバーをドライバー側の高い位置に装着したから、従来以上に子供のケアがしやすくなった。

 室内高は1400mm(eKスペースのGとTは1390mm)を確保したから、前後席とも頭上に十分な余裕があって開放的だ。子供が立って着替えをする時も便利に使える。

プラズマクラスターを採用したリアサーキュレーターはスイッチを下面に配置することで前席からも見えて操作も簡単。ekスペースのG、Tグレードに標準装備、eKクロススペースのG、Tグレードにメーカーオプション

 車内の快適装備では、先代型と同様、リアサーキュレーターを改善して採用した。一種の扇風機で、インパネから吐き出されたエアコンの空気を後方に送る。空気の浄化、脱臭、静電気の除去を行うプラズマクラスターの機能も備わる。

 乗降性にも配慮され、スライドドアの開口幅は、先代型は555mmだったが新型では650mmに達する。約100mm広がり、開口部の下側も先代型に比べて張り出しを抑えたから乗り降りしやすい。

スライドドアの開口幅は先代から95mm拡大した650mmとN-BOXより10mm上回る

 標準ボディのeKスペースも含めて、売れ筋のGとTでは左側にハンズフリーオートスライドドアが備わる。スライドドアの下側で足を出し入れすると、電動スライドドアを開閉できるから、子供を抱えたり、両手で荷物を持っている時に便利だ。

パワートレインは全車マイルドハイブリッド

パワートレインは全車マイルドハイブリッド。NAエンジンは、52ps/6.1kgm+2.7ps/4.1kgmのモーター、ターボエンジンは64ps/10.2kgm+2.7ps/4.1kgmを発生する

 エンジンは直列3気筒659ccで、現行eKワゴン&eKクロスに搭載されるタイプと同じだ。全車がマイルドハイブリッドシステムを備える。車両重量はeKスペースの最も軽い仕様でも940kgだから、自然吸気のNAエンジンでは負荷が大きい。それでも先代型に比べると、実用回転域の駆動力が高まり運転しやすく感じる。

 ターボは通常の走行に影響を与える最大トルクが1.7倍の10.2kgm(2400~4000回転)に増強され、走りにも余裕が生まれる。ターボを装着したエンジンは、eKクロススペースに加えて、標準ボディのeKスペースにも搭載される。

 プラットフォームも、現行eKワゴン&eKクロスと基本的に共通だ。サスペンションは前輪が独立式のストラット、後輪は車軸式で、2WDがトーションビーム、4WDはトルクアーム式の3リンクになる。

 走りに関する装備では、ヒルディセントコントロールを採用した。急な下り坂を安全に走るための装備で、エンジンと4輪独立ブレーキ制御を自動的に行う。

 したがって、ドライバーはハンドル操作に集中できる。一般的には悪路向けの装備で走行速度の設定は時速15km以下だが、eKスペース&eKクロススペースは設定幅を広げて時速4~20kmとした。駐車場などの急な下り坂を走る時にも使える。

トランスミッションは7速CVT。ekスペース、ekクロススペースともにTグレードにパドルシフトを標準装備

 安全装備にも注目したい。衝突被害軽減ブレーキは全車に標準装着され、歩行者も検知して作動させる。誤発進抑制機能は、前後両方向ともに対応して、エンジン出力に加えてブレーキも制御する。対象は障害物のほかに、前方については歩行者も検知できる。

 このほか車線逸脱時に警報を発して、元の車線に戻れる制御を行ったり、道路標識の検知機能も備わる。

 衝突に備える安全装備では、サイド&カーテンエアバッグが全車に標準装着され、eKクロススペースではニーエアバッグも装着した(eKスペースはオプション)。

 運転支援機能は、車間距離を自動制御できるクルーズコントロール、操舵支援などを備えたマイパイロットを先進快適パッケージとして7万1500円で用意した。この仕様ではパーキングブレーキも電動式になる。

マイパイロット、電動パーキングブレーキ&ブレーキオートホールド、ステアリングスイッチのセットで7万1500円のメーカーオプション(先進快適パッケージ)

グレード構成&価格

ekスペースは139万9200円~、ekクロススペースは165万5500円~

三菱によればekクロススペースが6割、ekスペースが4割の割合になるだろうと予測

 グレード構成は、eKスペース、eKクロススペースともに、ベーシックなM、上級のG、ターボのTという3種類だ。

 機能の割に価格を抑えた買い得グレードは、標準ボディのeKスペースGだ。衝突被害軽減ブレーキを始めとする各種の安全装備、助手席側ハンズフリーオートスライドドア、タッチパネル式フルオートエアコン&リアサーキュレーター、キーレスオペレーションシステムなどを標準装着して価格は154万2200円となる。

 登坂路の多い地域に住んでいるユーザーには、ターボのeKスペースTを推奨したい。価格は163万5700円で、Gに比べると9万3500円高いが、Tには14インチアルミホイールやパドルシフトなども追加される。これらの価格換算額を差し引くと、ターボは4万円前後で装着されるから買い得だ。

 eKクロススペースについても、NAエンジンのG(177万1000円)、ターボのT(185万9000円)が推奨される。

 eKスペースのヘッドランプはハロゲンだが、eKクロススペースはLEDになり、GとTには15インチのアルミホイールも装着した。

 外装パーツも加わり、eKスペースに比べて価格を23万円ほど高めている。なおeKクロススペースのGとTでは装備の違いが少ないため、価格差も8万8000円に抑えられている。

全車マイルドハイブリッドとなる

【画像ギャラリー】新型ekスペース&ekクロススペースの未公開写真

絶対王者、N-BOXと比較するとどうか?

5年連続軽販売NO.1を誇るスーパーハイトワゴンのN-BOX

ekスペース&ekクロススペースは、N-BOXに対し、スライドドアの開口幅、後席のフロア寸法、後席ニールーム、後席スライド量、荷室床面長といずれもN-BOXを上回っている

 次はeKスペース&eKクロススペースを、ライバル車であり国内販売1位のN-BOXと比べたい。やはり絶対王者N-BOXをベンチマークにしているのは確かで、ユーザーとしてはN-BOXをどれだけ上回っているのか、気になるところだろう。

 ボディサイズは全長と全幅は等しく、全高もほぼ同じだ。最小回転半径も、eKスペース&eKクロススペースは4.5m~4.8m、N-BOXも4.5~4.7mだから同等になる。

 車内の広さは、両車とも余裕がある。室内高はN-BOXも1400mmを確保して差が付かない。

 後席のスライド量は、eKスペース&eKクロススペースが前述の320mm、N-BOXは190mmになる。その代わりN-BOXにスーパースライドシートを装着したEXでは、助手席が570mmスライドする。

N-BOXの後席のシートスライド量は190mm、ekスペースは320mm。後席のニールームはN₋BOXが790mm、ekスペースが793mmとN-BOXがわずかに劣る

N-BOXの助手席のスライド量は570mm。後席をスライドさせれば後席に設置されたチャイルドシートでの子供の世話も簡単に行える。 助手席スーパースライドシートをスライドさせるためのレバーは助手席の前後に配置。運転席に座ったままでも後席側からでもラクに操作が行える

 eKスペース&eKクロススペースは現行型で室内を拡大したが、N-BOXも相当に広い。室内長の数値はインパネの形状次第で変わるから、正確性に欠けるが、それでもN-BOXは2240mm、eKスペース&eKクロススペースは2200mmだ。車内の広さは軽乗用車のトップ水準で、互角と考えて良いだろう。

 内装の質はN-BOXも高い。eKクロススペースでは、プレミアムインテリアパッケージ(5万5000円)をオプション装着すると、インパネには本物の糸を使ったステッチ(縫い目)が入り、シート生地も合成皮革とファブリックになって質感が大幅に高まる。

 車内の快適装備では、リアサーキュレーターを選べることもeKスペース&eKクロススペースのメリットだ。

質感の高さは定評のあるN-BOXのコクピット

 スライドドアの開口幅は、eKスペース&eKクロススペースが650mmだから、N-BOXの640mmよりも若干ワイドになる。またeKスペース&eKクロススペースに装着されるハンズフリーオートスライドドアは、N-BOXには用意されない。

N-BOXのスライドドアの開口幅は640mmとekスペース&ekクロススペースに比べて10mm短い

ekスペース&ekクロススペースには両手がふさがっている時でも楽々開けられるハンズフリーオートスライドドアを設定。助手席側ハンズフリーオートスライドドア&両側イージークローザー付きはG、Tグレードに標準装備。Mグレードは助手席側イージークローザー付きのみ。運転席側ハンズフリーオートスライドドアはG、Tグレードに5万5000円のメーカーオプション(ekスペース、ekクロススペース共通)

  後席の畳み方は両車ともに同じで、背もたれを前方に倒すと座面も連動して下がる。広げた荷室の床に若干の傾斜ができるが、自転車なども積みやすい。

 安全装備の違いも注目される。衝突被害軽減ブレーキは、N-BOXでは自転車の検知が可能になったが、eKスペース&eKクロススペースは対象外だ。

 誤発進抑制機能は、両車ともに障害物に対応するが、eKスペース&eKクロススペースでは、エンジン出力制御に加えてブレーキも作動させ、歩行者の検知機能も加わる。

 路側帯を歩く歩行者と衝突する危険を検知した時、ステアリングも制御して回避操作を支援する歩行者事故低減ステアリングは、N-BOXには用意されるがeKスペース&eKクロススペースには採用されない。

 マルチアラウンドモニターの視野内に移動物が入った時、警報する機能は、eKスペース&eKクロススペースには用意されてN-BOXでは選べない。このように安全装備には一長一短がある。

 運転支援機能は、eKスペース&eKクロススペースのマイパイロットが先進的で、特に車間距離を自動制御できるクルーズコントロールで差が生じた。N-BOXでは、パーキングブレーキが足踏み式だから、作動中に走行速度が時速25km以下になると制御がキャンセルされてしまう。

 その点でeKスペース&eKクロススペースのマイパイロットでは、パーキングブレーキが電動式だ。停車まで制御が続き、停車時間が長引いた時は、自動的に電動パーキングブレーキを作動させて停車を続けられる。

 その代わりマイパイロットは7万1500円のオプションになり、N-BOXの運転支援機能は、安全装備のホンダセンシングに組み込まれている。

 NAエンジンのWLTCモード燃費は、eKスペース&eKクロススペースが20.8km/L、N-BOXは21.8km/Lだ。

 ターボはeKスペース&eKクロススペースが18.8km/L、N-BOXは20.4km/Lになる。WLTCモードの燃費数値はN-BOXの方が若干優れている。

ekクロス&ekクロススペースとN-BOXはどちらが安い?

 両車では価格も拮抗している。標準ボディの買い得グレードは、N-BOX G・Lホンダセンシングが154万3300円で、eKスペースGは、わずかに安い154万2200円に抑えて対抗する。「N-BOXに比べて少しでも割安にしないと潰されてしまう!」という気迫の感じられる渾身の価格設定だ。

 この価格でeKスペース&eKクロススペースにはハンズフリーオートスライドドアやリアサーキュレーターが標準装着され、N-BOXはLEDヘッドランプなどを採用した(ekスペースはハロゲン、ekクロススペースはLEDヘッドランプを標準装備)。

 上級シリーズでは、N-BOXカスタムG・Lホンダセンシングが174万6800円、eKクロススペースGは177万1000円だ。上級では価格競争も多少は穏やかでeKクロススペースが少し高いが、それでも価格差は2万円程度に収まる。

■N-BOX標準ボディの価格
Gホンダセンシング:141万1300円、G・Lホンダセンシング:154万3300円、Gスロープホンダセンシング:157万5640円、G・EXホンダセンシング:164万2300円、GスロープLホンダセンシング:169万9040円、G・Lターボホンダセンシング:173万8000円、G・EXターボホンダセンシング:179万3000円


 N-BOXは燃料タンクを前席の下に搭載することで得られた低い床面、エンジンの前後長を詰めたことで達成された大容量の室内空間が特徴だ。デザイン面でも優れた空間効率をストレートに表現して、国内の最多販売車種になった。

 対するeKスペース&eKクロススペースは、ハンズフリーオートスライドドア、320mmに達する後席のスライド機能、 全車速追従型クルーズコントロールを備えたマイパイロットなどの装備で対抗する。

 各車ともに空間効率やシートアレンジは、もはや進化の限界を迎えて差が付きにくくなり、内装の造りや装備、乗り心地などで勝負するようになってきた。勝負どころが、量より質の段階に入ったといえるだろう。

※姉妹車となる日産デイズルークスは2月下旬発表、3月中旬発売予定

左がekスペース(NA)、右がekクロススペース

5年連続軽販売NO.1を達成したN-BOX。左はN-BOXカスタム、N₋BOX標準

【画像ギャラリー】新型ekスペース&ekクロススペースの未公開写真

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みんなのコメント

26件
  • この大激戦は日産ルークス版も含め、スペーシアも全部入れての比較でないとユーザー側は満足しない。
  • そう思うそう思わない、にターボ過給されています。止めろや((`△´))ゴルァ!!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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