■最新の電動2輪および4輪モデル
スペインの電動モビリティメーカーであるSilenceは、2021年11月23日にシート下に取り外し式のバッテリーを備えた100%電動の2輪モデル「S01 Plus」および4輪モデル「S04」をイタリア・ミラノで開幕したバイクの見本市「EICMA 2021」で公開しました。
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2輪モデルであるS01 Plusは、パフォーマンスの向上と最高のコンポーネントを求めるユーザー向けに設計されたスクーターモデルです。0-50km/h加速はわずか2.8秒と、300ccのガソリンエンジン搭載二輪車と同等の動力性能が特徴となっています。
また、S04はS01 Plusと共通のバッテリーを搭載できるフレーム、最大のスペースを確保するために非対称に配置されたふたつのシート、広々とした足元スペースなど、クルマの利点とオートバイの哲学を組み合わせた後輪駆動の4輪モデルです。カーボンフットプリントや操作性、オートバイ並の小型サイズのなかに、クルマの安全性と快適性が備えられています。
この100%電気自動車にはふたつのバージョンを設定。S04 L7eには、14kWのエンジンと11.2 kWhの容量を持つふたつのバッテリーが搭載されており、最高速度は90km/hを誇ります。対して現地の原付免許証で乗車できるS04L6eは、6kWのエンジンと5.6kWhのバッテリーを搭載し、最高速度は45 km/hに設定されています。
なお、どちらのバージョンも、多機能ステアリングホイール、5速ワイパー、パワーウィンドウ、セントラルロック、Bluetoothステレオシステム、7インチTFTデジタルモニター、垂直水平スマートフォンホルダー、暖房、155/65R14タイヤが装備されています。
SilenceのCEOであるCarlosSoteloは、今回の発表について次のように説明しています。
「SilenceがEICMA2021で四輪車を発表する理由。それは、 Silenceは二輪車から始まったモビリティ企業であるため、ナノカーと呼ばれるこの新しいカテゴリを信じており、テクノロジー、接続性、取り外し可能なバッテリーを組み合わせ、排出量はゼロで、二酸化炭素排出量はほとんどありません。
また、敏捷性、軽量、駐車のしやすさ、四輪車の快適性と安全性などに加え、モーターサイクルのすべての利点を持つ同モデルを使用して、より多くの人々にリーチし、二輪セクターだけでなく、すべての都市モビリティのリーダーになりたいと考えています」。
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なお、同システムは今後2年間で、バルセロナとマドリードでのパイロットテストが開始される予定です。
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