4月20日、ファナテックGTワールド・チャレンジ・アジア・パワード・バイAWSを運営するSROモータースポーツ・グループは、2023年もTOYOTA GAZOO Racingが公式セーフティカーパートナーに決定したと発表した。
コロナ禍のため2年間シリーズが開催されなかったものの、2022年から日本で6大会中4大会を開催する“ジャパンカップ”を設け、台数を大幅に増やしたGTワールドチャレンジ・アジアは、昨年からTOYOTA GAZOO Racingが公式セーフティカーパートナーとなり、5大会(最終大会のインドネシアはキャンセル)すべてでフォーメーションラップとセーフティカーラン時にトヨタGRスープラのセーフティカーが先導した。
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2023年も5月12~14日にタイのチャーン・インターナショナル・サーキットでシリーズが開幕するが、そんなシリーズに向け、今季もTOYOTA GAZOO Racingのセーフティカーパートナー継続が決まった。なお、SROは今季のジャパンカップには最大で40台のGT3、およびGT4車両が出場する予定だとしている。
「2023年もSROモータースポーツ・グループとの提携を継続できることを大変嬉しく思っています。ファナテックGTワールド・チャレンジ・アジア・パワード・バイAWSは、アジアにおけるカスタマーモータースポーツの発展に大きく貢献していることは明確です」とTOYOTA GAZOO Racingの高橋智也プレジデントはコメントした。
「TOYOTA GAZOO Racingも『モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり』を目指し続けながら、カスタマーモータースポーツの発展に積極的に貢献したいと考えており、昨年同様このような素晴らしいシリーズの支援とレースの安全な運営に貢献できることに大変感謝しています」
またSROでGTワールドチャレンジ・アジアのゼネラルマネージャーを務めるベンジャミン・フラナソビッキは「TOYOTA GAZOO Racingとのセーフティカーの協力を2シーズン目に延長できることをうれしく思う。GRスープラは、2022年を通じてグリッドの最前線で目立つ存在となり、それ自体が非常に有能な車両だ」とコメントした。
「さらに、選手権の日本との強い結びつきは今年も続いており、この国最大の自動車メーカーとぴったりと合うことになる」
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