CR-Xデルソルを再び愛車として迎え入れる
ホンダ「CR-Xデルソル」最大の特徴は、開閉可能なハードトップです。これはオープンエアモータリングの楽しさと、クーペの耐候性を両立したいと考えたホンダの答えでもありました。文屋直樹さんは大学時代の愛車だったCR-Xデルソルを再び購入し、愛車として愛でています。その魅力についてお聞きしました。
ホンダ「CR-Xデルソル」は時代の先を行き過ぎていた!? 電動ハードトップを備えた「シビック」ベースのオープンカーの魅力とは
第15回自美研ミーティングに参加
2024年4月20日、さがみ湖リゾートプレジャーフォレストの駐車場で「第15回自美研ミーティング」が開催された。このミーティングに参加した文屋直樹さんは、1992年式のホンダ「CR-Xデルソル」でやってきた。
このクルマを購入した理由について伺ってみると、大学生の頃に乗っていたCR-Xデルソルにまた乗りたくなり、このタイミングを逃したら価格が上がってしまうかも……ということで、コミュニティサイトの掲示板を通じて2019年に入手したとのことだった。大学生の頃は電動ルーフ仕様に乗っていたが、今回は故障すると厄介だという経験を踏まえて手動ルーフ仕様を選んだ。じつは文屋さん、このミーティングに三菱「トッポBJ」で参加するつもりだったが、突然のトラブルで急遽CR-Xデルソルでの参加となったそうだ。
ホイールは4セット所有
CR-Xデルソルを購入後、初期修理の他にUSヘッドライト、テールライト、サイドマーカー、エンブレム、車高調、フジツボのマフラー、ムーンアイズのステアリングなどのカスタムも加え、さらには4セットものホイールを所有している。
「ホイールは靴のようなものです。1990年代前半などのホンダのホイールは結構奥が深くて、オプションの種類がとんでもなく多いんですよ。日本の純正品だけでも多いのに、海外の純正オプションのホイールとかを探すと、とんでもないことになるんです」
専用パーツが多く、パーツの入手には苦労が多い状況
パーツに関しては、姉妹車「シビック」との共通部品で解決できるかと思いきや、外装パーツについてはバブル期のクルマだけに専用のものが多く、シビックに比べて販売台数の少ないデルソルのパーツ関係はやはり苦労することが多いという。
「パーツはまったくない状況です。ヤフオクや海外サイトでたまにバラされて出品されることがあり、そういうときはみんなで寄ってたかって買い求めるような状況です。
ヘッドライトやウインドウレギュレーターなどのパーツは事故ったら終わりですね。リアウインドウのレギュレーターも壊れると結構厳しいです。そのほかにもオリジナルのパーツが多くて手間がかかりますが、オリジナリティが高いところも好きですね」
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを一冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら
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