タイプRは運転の喜びを最大化するもの
ホンダのテクニカル・アドバイザーであるヤマモト・コウ氏は、EVによって適切なレベルのドライビング・プレジャーが達成されるのであれば、ホンダの有名な「タイプR」のバッジもEV時代に受け継がれるとAUTOCAR英国編集部に語った。
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ノルウェーで開催されたホンダの新型e:Ny1の発表会で、ヤマモト氏は次のように語った。
「タイプRは、運転と操作の楽しさを最大限に引き出す属性です」
「その楽しさをEVで運ぶことができるのであれば、そのクルマはタイプRと呼ぶことができます」
ヤマモト氏はまた、CR-V、HR-V(日本名:ヴェゼル)、そしてジャズ(日本名:フィット)といった他のモデルにタイプRが導入される可能性を否定した。
つまり、現行のシビック・タイプRは、EVに移行するホンダにとって、タイプRのバッジを付ける最後の内燃エンジン車ということになる。しかしヤマモト氏によると、このバッジがすぐになくなることはないという。
今年2月、ホンダの米国部門が最高出力800psの2.2L V6ハイブリッドを搭載したレーシングカー、CR-Vハイブリッド・レーサーを公開している。
続くインタビューでヤマモト氏は、「タイプRはこれからも続くと思います。いつか完全な電動化社会になったとしても、タイプRは存在し続けるでしょう」と語った。
「ジャズ、HR-V、CR-V……そう、マックス・フェルスタッペンが乗るCR-Vを見てきました。レースカテゴリーである以上、まずベースとなる車両がレース用途に適していなければなりません」
「ホンダがeフューエル(合成燃料)への関心を明言しているように、内燃エンジンの存続にはまだ望みがあります。しかし、必ずしも内燃エンジンを使わなければならないわけではありません。電動化されたもの、あるいはフル電動化されたものもあるかもしれません」
ホンダe(イー)とe:Ny1の2車種で構成される現在のEVライナップについては、パフォーマンスモデルの検討の対象外である。
ヤマモト氏は、e:Ny1にパフォーマンスモデルと四輪駆動モデルは導入しない方針を認めたが、しかし、同社のENアーキテクチャをベースにした次期型EVには、性能重視のバリエーションが用意されるだろう。
「このプラットフォームは四輪駆動に対応するようには作られていません。しかし、このプラットフォーム・ファミリー(ENアーキテクチャ)は、さまざまなドライブユニットやホイールドライブ構成に対応できるように設計されているため、将来的にはモーターを2基か3基搭載することになるかもしれません。非常にフレキシブルな可能性があるのです」
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