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読者の「GLA」/「GLB」に関係はあったのか? メルセデス・ベンツ消費者庁から課徴金納付命令

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読者の「GLA」/「GLB」に関係はあったのか? メルセデス・ベンツ消費者庁から課徴金納付命令

消費者庁からの課徴金納付命令について

メルセデス・ベンツは、消費者庁より2021年12月10日付で不当景品類及び不当表示防止法(以下、景品表示法)第7条第1項の規定に基づく措置命令(以下、本件措置命令)を受けた件に関して、2024年3月12日に、同庁より景品表示法第8条第1項に基づく課徴金納付命令(以下、本件課徴金納付命令)を受けたと発表した。

【画像】対象モデルは一部だが...メルセデス・ベンツ「GLA」/「GLB」全モデルを写真でみる 全89枚

なお、本件課徴金納付命令は、2021年12月10日に受けた本件措置命令に対するものであり、新たに措置命令を受けたものではないと述べている。

同社では、本件に対する消費者庁による措置(措置命令及び今回の課徴金納付命令)を厳粛に受け止め、本件措置命令において求められたすべての措置の遂行を完了し、消費者庁にその旨を報告済みであり、今後も引き続き、法令遵守の徹底と管理体制の強化を図り、再発防止に努めると強調した。

本件措置命令に関する詳細については以下を参照されたい。

2022年1月24日更新:お詫びとお知らせ

以下は正確性を期すため、メルセデス・ベンツ社発表の内容をそのまま引用、転記する。

弊社は、景品表示法第7条第1項に基づく措置命令(令和3年12月10日付消表対第1962号及び消表対第1963号)に従い、一般消費者の誤認を排除するため、次のとおり周知いたします。

弊社は、「GLA 180」(以下「本件商品1」)/「GLA 200 d 4マティック」(以下「本件商品2」)/「GLB 200 d」(以下「本件商品3」)及び「GLB 250 4マティック・スポーツ」(以下「本件商品4」)を一般消費者に販売するに当たり「The GLAデータインフォメーション」/「The New GLAデータインフォメーション」及び「The new GLBデータインフォメーション」と称する冊子又はこれらを自社ウェブサイトに掲載した「ウェブデータインフォメーション」又は「The New GLB」と称するカタログ若しくはそれを自社ウェブサイトに掲載した「ウェブカタログ」において、

(1)本件商品1につき、令和3年4月5日から同年8月31日までの間、あたかも、同商品に係る「AMGライン」と称するパッケージオプション(以下「AMGライン」)に含まれるサスペンションは「スポーツサスペンション」と称するサスペンション(以下「スポーツサスペンション」)であるかのように表示し、

(2)本件商品2につき、(i)「ダイレクトステアリング」と称する機能(以下「ダイレクトステアリング」という)及び「アクティブステアリングアシスト(アクティブレーンチェンジングアシスト/アクティブエマージェンシーストップアシスト)」と称する機能(以下「アクティブステアリングアシスト」)については令和2年6月25日から同年10月22日までの間、サングラスケースについては同年10月11日から同月22日までの間「自動再発進機能」と称する機能については同年6月25日から令和3年3月5日までの間、これらの装備が、それぞれ、あたかも標準装備であるかのように、又 (ii)令和3年4月5日から同年8月31日までの間、あたかも、同商品に係るAMGラインに含まれるサスペンションは、スポーツサスペンションであるかのように表示し、

(3)本件商品3につき、(i)ダイレクトステアリングについては令和2年6月25日から令和3年4月8日までの間「オフロードエンジニアリングパッケージ」と称する複数の機能がパッケージになっているもの(以下「オフロードエンジニアリングパッケージ」)については令和2年6月25日から同年9月16日までの間、サングラスケースについては同年7月22日から同年10月22日までの間、アクティブステアリングアシストについては同年6月25日から同年12月28日までの間、自動再発進機能については同年6月25日から令和3年3月5日までの間、これらの装備が、それぞれ、あたかも標準装備であるかのように、又(ii)「スポーツコンフォートサスペンション」と称するサスペンション(以下「スポーツコンフォートサスペンション」という)については令和2年6月25日から同年12月18日までの間「メルセデス・ベンツ・ロゴ付ブレーキキャリパー」と称するブレーキキャリパー(以下「ロゴ付きキャリパー」)及び「ドリルドベンチレーテッドディスク」と称するベンチレーテッドディスク(以下「ドリルドベンチレーテッドディスク」)については同年7月22日から令和3年3月2日までの間、これらの装備が、それぞれ、あたかも同商品に係るAMGラインに含まれているかのように表示し、

(4)本件商品4につき、サングラスケースについては令和2年8月19日から同年10月22日までの間、ロゴ付きキャリパー及びドリルドベンチレーテッドディスクについては同年8月19日から令和3年3月2日までの間、これらの装備が、それぞれ、あたかも標準装備であるかのように表示していました。

実際には(1)本件商品1につき、AMGラインに含まれるサスペンションはスポーツコンフォートサスペンションであり、
(2)本件商品2につき、ダイレクトステアリングは標準装備ではなく、サングラスケースは標準装備ではない車両があり、自動再発進機能及びアクティブステアリングアシストは「ナビゲーションパッケージ」と称するパッケージオプション(以下「ナビゲーションパッケージ」)を別途装備しなければ機能しないものであり、AMGラインに含まれるサスペンションはスポーツサスペンションではなくスポーツコンフォートサスペンションであり、
(3)本件商品3につき、ダイレクトステアリング及びオフロードエンジニアリングパッケージは標準装備ではなく、サングラスケースは標準装備ではない車両があり、自動再発進機能及びアクティブステアリングアシストはナビゲーションパッケージを別途装備しなければ機能しないものであり、AMGラインにおける、ロゴ付きキャリパー及びドリルドベンチレーテッドディスクは装備されていない車両があり、スポーツコンフォートサスペンションは含まれておらず、
(4)本件商品4につき、ロゴ付きキャリパー及びドリルドベンチレーテッドディスクは装備されていない車両があり、サングラスケースは標準装備ではない車両がありました。

以上の表示は、一般消費者に、実際のものよりも著しく優良であると示すものであり、景品表示法に違反するものでした。お客様並びに関係者の皆様に多大なるご迷惑をお掛けしましたことを心より深くお詫び申し上げますと共に、再発防止に全力で努めてまいります。

令和4年1月24日 メルセデス・ベンツ日本株式会社

2021年12月10日更新:重要なお知らせ

以下は正確性を期すため、メルセデス・ベンツ社発表の内容をそのまま引用、転記する。

メルセデス・ベンツ「GLA」/「GLB」のカタログなどの表示に一部誤った記載がございました。
これらの記載について、消費者庁より景品表示法で禁止されている不当表示にあたるとして、2021年12月10日付けで措置命令を受けました。

当該製品をご購入いただいたお客様をはじめ、日頃より弊社およびメルセデス・ベンツを信頼し、ご愛顧いただいております皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしていることを、心よりお詫び申し上げます。

弊社は今般の事態を重く受け止め、お客様の信頼回復に向けて法令遵守の徹底と、管理体制の一層の強化に努めてまいります。

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みんなのコメント

7件
  • feb*******
    詐欺と一緒。しかも課徴金12億。これがトヨタなら大騒ぎ。
  • ********
    日本車の優良誤認はもっと悲惨だぞ(笑)
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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