レッドブルのダニエル・リカルドは、雨が一気に降り出す難しいコンディションとなったハンガリーGP予選Q2で、うまくタイムを残せず12番手となってしまった。
前戦ドイツGPをリタイアで終えたリカルドは、旧スペックのパワーユニットを搭載してハンガリーGPに臨んでいるが、フリー走行1回目のトップタイムをマーク。レッドブル勢はマックス・フェルスタッペン共々、下馬評通りの速さを発揮しており、リカルドも予選トップ3を狙っていると話していた。
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しかし予選は天気に翻弄される難しいセッションに。Q1開始前に降った雨で濡れた路面からラインが乾いていく中リカルドはソフトタイヤを装着、Q1敗退のボーダーラインを0.2秒上回り、からくもQ2に進出した。
Q2は一転、雨が一気に強くなっていく展開。リカルドは他の多くのドライバーと同じく、ウルトラソフトタイヤでピットアウトするが、すでにスリックタイヤで走れるコンディションではなく、すぐインターミディエイトタイヤに履き替えた。
しかし、ウイリアムズのランス・ストロールがスピンしたことにより黄旗が出され、リカルドはスローダウンを強いられてしまう。さらにその後はさらにコンディションが悪化し、フルウエットタイヤですら走行が難しい状態。それでもなんとか12番手までポジションをあげたものの、リカルドのQ3進出のチャンスは絶たれてしまったのだ。
「雨が来て、トラックに早く出たドライバーたちがベストな路面で走れた。そしてその後はどんどんコンディションが悪くなっていってしまった。集団のもっと前にいること、最初のラップをまとめることが重要だったんだ」とリカルドは語った。
「僕の前でストロールがスピンして、アタックを中止しなければならなかった。その次のラップは、インターミディエイトで走るには路面が濡れすぎていた。最終セクターは、生き残ろうと必死だったよ」
「それで僕たちはエクストリーム(フルウエットタイヤ)を履いてコースに出なければならなかった。セッションの始めは、そんな必要はなかったのに。最初のラップでタイムを残さなければならなかったんだ。僕たちの前に彼(ストロール)がいたので、僕はただただ不運だった」
リカルドはQ1でソフトタイヤを使いギリギリのQ2進出となったわけだが、彼は予選を振り返り、ウルトラソフトタイヤを履くべきだったと考えているようだ。
「僕たちはQ1でソフトを使用するというリスクを負った」
「後から考えれば、ウルトラソフトを履いた方が安全だったと思う。間一髪だったからね」
「僕たちはドライコンディションであればQ1でソフトを使うという計画を立てていた。その予定通りにいったら、僕たちが望んでいたよりも差が近くなってしまった」
ポールポジションを獲得したルイス・ハミルトン(メルセデス)もリカルドの不満に理解を示し、絶え間なくコンディションが変化していたため、誰もが同じような運命に陥る可能性があったと述べた。
「僕たち全員が、ミスをしていた可能性がある」
「タイミングによってはどんなシナリオになっていたか分からない。今日、僕たちのチームは並外れた仕事をしたと思う」
「後からボノ(ハミルトンの担当エンジニア、ピーター・ボニントン)の話を聞くと、彼らも神経をすり減らしていたみたいだ。彼らは常に、ベストな仕事をしようと努力している。他のどのチームもそうだ」
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