現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ホンダ 新型アコード国内導入間近 i-MMDハイブリッドのモノグレード設定

ここから本文です

ホンダ 新型アコード国内導入間近 i-MMDハイブリッドのモノグレード設定

掲載 更新 24
ホンダ 新型アコード国内導入間近 i-MMDハイブリッドのモノグレード設定

ホンダの中核モデル、10代目となる新型アコードがまもなくデビューする。その発表に先立ち、概要が公表されたのでお伝えしよう。すでに北米、中国、ヨーロッパでは発売されている新型アコードは、各国での評価は高い。日本ではセダンマーケットは小さいながらも確実に需要があり、調和の取れたミッドサイズセダンが、どう評価されるのか興味深い。

ターゲット層

横浜ゴム タイヤの最新技術シリカ配合と基礎知識

これまでのアコードに対する評価を30代、40代に聞くと「普通にいいクルマだ」と評価され、ホンダでは、エモーショナルな魅力が足りていないという反省があるという。そしてホンダのモノづくりの原点は「人の気持ちを研究すること」にあるといい、10代目アコードは、ブランドに拘らず、本物、本質を見極める揺るぎない自信と大人の品格を纏った、若い世代が憧れるような人をターゲットとし、そうした人達に選んでもらいたいという思いを込めて開発している。

開発のキーとなるのは、グローバルセダンとしてゆるぎない走り、人を中心とした人のための空間のクオリティに力を入れて開発している。そしてグローバルで戦え、プレミアムセダンをライバルとしている点でも興味深い10代目と言えるだろう。

つまり、開発コンセプトは「アブソリュートコンフィデンス」絶対的な自信を見せる10代目アコードは、スポーティであり、大人の空間があるセダンで、動感を持ったスタイルと直感的なダイナミック性能で、世界で戦えるセダンとされているのだ。

改良ポイント

パワーユニットはi-MMDをさらに進化させ、高効率、小型化したユニットに2.0Lのガソリンエンジンを搭載したハイブリッド。導入は上級グレードの「EX」だけのモノグレード構成としている。

プラットホームは新設計され、ホイールベースは+55mm延長され2830mmになっている。全長は4900mmで全高は-55mm、全幅1860mmのディメンジョンとしたワイド&ローで、ロングノーズというフォムルになっている。これもひとめでカッコ良く見せるために注力しているポイントでもある。そして駆動方式はFFで、通常FFはキャビンスペースを広く取るために取られる技術だが、新型アコードは見た目を重視してのロングノーズ化という点も挑戦を感じる。

ボディは高張力鋼板の使用率を高め、また構造用接着剤もふんだんに使用してボディの曲げ剛性、ねじり剛性をを上げている。もちろん、ボディは欧州プレミアムモデルと同じようにインナーフレーム構造を持った新骨格ボディになっている。

シャシーではA型フロントアームをL型へと変更し、前後方向の剛性、横剛性を高めている。そして電子制御の連続可変ダンパーも装着する。ホンダ独自のアダプティブダンパーで、スポーツ、ノーマル、コンフォートのドライブモードでの切り替えも合わせて連続可変する。

広がるキャビン

インテリアはホイールベースの延長に合わせて、後席の足元空間を70mm、膝回り空間を50mm拡大している。ドライバーズシートはヒップポイントを-25mm下げた。これは従来、視界や乗降性を重視してヒップポイントを決めていたが、気づけば、欧州プレミアムセダンより高い位置に座っていたというのだ。そこで、今回の見直しでスポーティな走りに見合ったポジションへとするために、25mm下げたわけだ。

インパネ全体は水平基調で、空間の広がりを重視している。またスイッチ類の操作感もひとクラス上を目指して作ったという。ステアリングの形状では、スポーティな走りと上質な乗り心地を目指して開発された新型アコードにふさわしい、握り心地やスイッチ類の配置を検討し設計したこだわりがある。

静粛性にももちろん注力して開発されている。スプレー式発砲ウレタンフォーム材を10箇所に採用し、また防音材の配置を検討して静粛性を追求している。またアクティブノイズコントロールもチューニングされ、嫌なノイズを打ち消し合う周波数帯のサウンドで心地よさを作り出している。

価格と発表日、発売日については公表されておらず不明であるが、説明の端々にグローバルで戦えることや、プレミアムセダンの上級グレードに装備されるものと同等、といった言葉も使われているため、期待値があがる新型アコードの登場だ。





Twitter:https://twitter.com/autoprovenet
facebook:https://www.facebook.com/autoprovepage/
Youtube:https://www.youtube.com/user/autoprove/

ホンダ アコード 関連記事
ホンダ 関連記事
ホンダ 公式サイト

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

インプレッサ22B、F40、M2 1001…… 「残存数1台」の超希少車も! あの限定車の行方2013年版
インプレッサ22B、F40、M2 1001…… 「残存数1台」の超希少車も! あの限定車の行方2013年版
ベストカーWeb
視界に入ってむしろ邪魔……って感じるのは設定が合っていない可能性! 賛否両論ある「ヘッドアップディスプレイ」の賢い使い方とは
視界に入ってむしろ邪魔……って感じるのは設定が合っていない可能性! 賛否両論ある「ヘッドアップディスプレイ」の賢い使い方とは
WEB CARTOP
歴史に残る巨額「投資サギ事件」首謀者の不可解な行動 ド派手イベント強行せざるを得なかったウラ事情
歴史に残る巨額「投資サギ事件」首謀者の不可解な行動 ド派手イベント強行せざるを得なかったウラ事情
乗りものニュース
新しいトヨタ・グランドハイランダーが出た!──GQ新着カー
新しいトヨタ・グランドハイランダーが出た!──GQ新着カー
GQ JAPAN
新型スズキe VITARA登場!──GQ新着カー
新型スズキe VITARA登場!──GQ新着カー
GQ JAPAN
カワサキ、新登場のレトロスポーツバイク『MEGURO S1』を発表。11月20日から発売
カワサキ、新登場のレトロスポーツバイク『MEGURO S1』を発表。11月20日から発売
AUTOSPORT web
約138万円! 全長4m以下のホンダ「超小型セダン」がカッコいい! MTもある「アメイズ」インドで爆売れ! どんなモデル?
約138万円! 全長4m以下のホンダ「超小型セダン」がカッコいい! MTもある「アメイズ」インドで爆売れ! どんなモデル?
くるまのニュース
キジマから GSX-8S/R用カスタムパーツ5アイテムが発売!
キジマから GSX-8S/R用カスタムパーツ5アイテムが発売!
バイクブロス
圧倒的加速の[GT-R]は価格も別格! そもそもターボの[定義]ってなに?
圧倒的加速の[GT-R]は価格も別格! そもそもターボの[定義]ってなに?
ベストカーWeb
「幻の最終戦」で悪い流れをどう断ち切る? 豪雨から快晴で劇的展開!! KONDOレーシング56号車はもてぎでどう走った?
「幻の最終戦」で悪い流れをどう断ち切る? 豪雨から快晴で劇的展開!! KONDOレーシング56号車はもてぎでどう走った?
ベストカーWeb
ストロール、フォーメーションラップでのコースオフはブレーキトラブル? しかしなぜかグラベルにハマる……クラック代表「予想外のこと」
ストロール、フォーメーションラップでのコースオフはブレーキトラブル? しかしなぜかグラベルにハマる……クラック代表「予想外のこと」
motorsport.com 日本版
高速のカーブが走りやすいのはアウトバーンゆずりの大発明のおかげ! 誰もが知らずに恩恵を受けている「クロソイド曲線」とは
高速のカーブが走りやすいのはアウトバーンゆずりの大発明のおかげ! 誰もが知らずに恩恵を受けている「クロソイド曲線」とは
WEB CARTOP
究極の『インテグラ・タイプS』爆誕か!? アキュラ「HRCプロトタイプ」公開へ…SEMAショー2024
究極の『インテグラ・タイプS』爆誕か!? アキュラ「HRCプロトタイプ」公開へ…SEMAショー2024
レスポンス
モロゾフがフォルクスワーゲンコラボ「Love Beetle」2025年バージョンを発表!食べも飾っても楽しめるバレンタインギフトだ
モロゾフがフォルクスワーゲンコラボ「Love Beetle」2025年バージョンを発表!食べも飾っても楽しめるバレンタインギフトだ
Webモーターマガジン
角田裕毅、序盤3番手走行も赤旗が不利に働き7位「走りには満足。結果に複雑な思いだが、入賞できたことは嬉しい」
角田裕毅、序盤3番手走行も赤旗が不利に働き7位「走りには満足。結果に複雑な思いだが、入賞できたことは嬉しい」
AUTOSPORT web
【MotoGP】ヤマハに復活の兆し? クアルタラロ、電子制御の改善を実感「パフォーマンスはずっと良くなった。良いステップだ」
【MotoGP】ヤマハに復活の兆し? クアルタラロ、電子制御の改善を実感「パフォーマンスはずっと良くなった。良いステップだ」
motorsport.com 日本版
2026年レギュレーション調整で“コンセプト違い”のマシンが生まれる? F1チームは歓迎
2026年レギュレーション調整で“コンセプト違い”のマシンが生まれる? F1チームは歓迎
motorsport.com 日本版
メリットなかった!? トヨタもホンダも「アイドリングストップ機能」廃止へ! 「使いにくい」の声も! どんな反響があった?
メリットなかった!? トヨタもホンダも「アイドリングストップ機能」廃止へ! 「使いにくい」の声も! どんな反響があった?
くるまのニュース

みんなのコメント

24件
  • 価格は465万円になる模様。一体誰が買うんだよ。
  • もし465万円だったらお買い得かも!
    だって、今のアコードは車格的にクラウンやフーガだから他社のハイブリッドで比較したらだいぶお買い得感はあると思う!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

544.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

22.0549.3万円

中古車を検索
アコードの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

544.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

22.0549.3万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村