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トヨタ「タウンエース」が往年のフォード「F100」顔に! 愛犬と快適生活が送れる装備満載…断熱バッチリで12Vクーラーで真夏も安心です

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トヨタ「タウンエース」が往年のフォード「F100」顔に! 愛犬と快適生活が送れる装備満載…断熱バッチリで12Vクーラーで真夏も安心です

フォードF100風パンプキンフェイスのキャンピングカー登場

キャンピングカー製作を得意とする「フレンドリー」から登場したのは、さながらアメ車のようなルックスをもつ「ペコラ・クラシック」です。ピンクの愛らしいスタイルからは想像できないほどオシャレに変身していますが、ベース車となっているのはトヨタ「タウンエース」でした。愛犬とのキャンプも快適に楽しめるという、運転もしやすくて可愛いキャンピングカーの特徴を見ていきましょう。

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キャンピングカーをエアロでフルリメイク

ド派手なピンクのボディだけでなく、そのフロントマスクが1950年代にアメリカで最も売れたピックアップトラックとして有名なフォード「F100」の顔を持っていることに驚かされる。このフル架装のキャンピングカーを手がけたのは、トヨタ「ハイエース/タウンエース」やスズキ「エブリイ」などのキャンピングカー製作を得意とする神奈川県相模原市にファクトリーを構える「フレンドリー」だ。そして、このピンクにオールペンされたレトロで可愛らしいキャンピングカーはトヨタ タウンエースベースの「ペコラ・クラシック」と名付けられたモデルだ。

フレンドリーには、スタンダード仕様としてエクステリアは純正のまま、インテリアをキャンパー仕様として作り込んだ「ペコラ」というモデルが存在している。今回のペコラ・クラシックは、通常のキャンピングカーという枠組みでは考えが及ばないカスタムという分野に目を向け、流行のオールドスタイルの1台があったら、新しいキャンピングカーの魅力が切り拓けるのではないか、というフレンドリーならではの好奇心と遊び心と挑戦という意味をこめて製作された。

キャンピングカー以外にも多用途でアレンジできる

インパクト抜群のエクステリアに関しては、同じ相模原市で古くからボディリメイクを得意とするFRPプロショップ「ブロー」が担当。ボンネット、フェンダー、グリル、バンパー等のフロントセクションのすべてを入れ替え、古き良き時代にアメリカにおいて「パンプキン」の愛称で親しまれたF100シリーズ風の表情を浮かべるフェイスデザインを完成させた。

この外装については、ブローでも「JACK RIDER」の名で販売されている。キャンピングカーに興味はなくても、タウンエースを他人と違ったスタイルで乗りたいというオーナーにとっては注目のフェイスキット。このアメリカンテイストのパンプキンマスクは、カラーアレンジ次第で可愛らしくもなるし、カッコ良くも仕上げることが可能。そして、見るからに海もよく似合う雰囲気を持っているので、サーファーたちにとっても好評な1台になるはず。何よりもタウンエースは、サイズ感がちょうどよく、使い勝手抜群のクルマなので、サーファーズを含め、カスタムカーとして遊んでも面白いベース車になることは間違いないだろう。

愛犬と快適に楽しめるキャンピングカー

さて、本題のフレンドリーのキャンピングカー「ペコラ・クラシック」について詳しい説明に戻ろう。このクルマのコンセプトをフレンドリーに聞くと「愛犬と一緒に快適生活を送る1台」として製作されたという。

ベース車両の乗車定員は4名、就寝定員2名の設定で、室内はキャンピングを楽しめる装備が充実。エンジンを切っても稼働するサブバッテリーを搭載し、車内用12Vクーラーや給排水タンク、シャワーも設置。愛犬と一緒に過ごすための快適装備を意識した作りになっている。

また、オプションでトイレ、FFヒーター、インバーター、ルーフベンチレーター、ソーラーパネル、サイドオーニングなどを使用目的に合わせて選べるように設定している。

フレンドリーでは、より快適な車内環境作りをテーマに「断熱」に関してもとくに力を入れている。それは、コンパクトなクルマほど熱がこもりやすいという理由があるからだ。そこで、このペコラ・クラシックにも、独自考案の断熱システムを搭載。ルーフ裏・床面にメタルシートやセラミック素材を用いた多層構造の断熱材を使用し、さらに壁面にはウレタンチップを入れ、ドア内張りにも断熱加工を施すことで、オールシーズンで快適に過ごすせるように、見えない部分にもこだわって室内環境を整えている。

また、全体に断熱材をふんだんに使っているため、不快な騒音やルーフに叩きつける雨音が室内に響く症状も軽減でき、とても静かな車内というのも特徴だ。

ちょうどいいサイズ感で運転もしやすい

室内レイアウトは横向きスタイルを基本として水まわりを含むギャレーはシステムキッチン化して収納庫を兼ねた作りが面白い。ベンチスタイルの可変シートの下も収納庫として活用でき、荷物の置き場所に困るようなことがない作りになっていた。また、デモカーは1人+ワンコという設定なので、助手席を外して、そこに愛犬用ゲージ置き場になっているが、通常モデルの場合はそのままシートを取り付けた状態になるという。

軽自動車より大きく、ハイエースよりコンパクトで運転しやすいサイズ感が魅力のタウンエースベースの「ペコラ・クラシック」。キャンピングカーでカスタムまでも楽しむニュースタイルを提案してくれた斬新発想の印象的なモデルであった。

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