MotoGPライダーのつらい現状に対する不満が噴出。”基本給”導入の可能性も？

　MotoGPライダーたちは、フランスGP金曜日の夜に行なわれた安全委員会の会議の際に、シリーズを運営するドルナのCEOであるカルメロ・エスペレータに対し、ライダーの報酬が安すぎるとして懸念を表明した。

　これは、Moto2クラスを戦うスピードアップが、シーズン開始からわずか6レースでロマーノ・フェナティとの契約を一方的に破棄したことに端を発している。

　新型コロナウイルスの大流行や、ウクライナ侵攻による経済的な影響から、MotoGPではファクトリーチームも含め、ライダーの報酬を低く抑えようとする傾向になってしまっているのだ。

Comments

流石に基本給は違うかな。サラリーマンは自分が商品ではなくある種の与えられた仕事をこなせば良いが、ライダーは自分が商品、結果が全ての世界。開業する人も同様に不安定。結果を出さないのにダラダラいられたらチームが廃業するよ。マルケスみたいに実績のあるライダーなら欠場中も給料出すのはわかるけどね。

ケニイ・ロバーツ殿の真の功績は、幻に終わってしまった「ワールドリーグ」構想を図って競技者の権利を守り抜いたことである。