日産自動車の米国法人は、新型「マキシマ」のプロモーションビデオを公開した。企画はサーキットで、マキシマの走りをBMW3シリーズ、アウディA4、アキュラTLXと比較するというもの。結果、1周=1.8マイル(約2.9km)のサーキットで2位のBMW3シリーズに2秒近い差をつけ、トップでゴールした、という内容だ。
アメリカでは自社製品を競合商品と比較し、その優位性を訴求する宣伝が許されている。もちろん、宣伝である以上、自社製品の有利な内容のみを伝える場合が多く、消費者はそれを差し引いて見るリテラシーが求められるが、この手の直接比較PRはわれわれ日本人にとってはなかなか新鮮で見応えがある。
今回のものは新型マキシマのシャシー性能の高さをアピールするために作られたもの。コーナリング時の俊敏性や姿勢の高さが欧日のプレミアムカーに比べて勝る、と伝えている。カリフォルニア州のボタンウィロー・レースウェイパークでレーシングドライバーがハンドルを握り、解説を行っている。
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