全世界６台の限定モデルを日本に１台だけ導入！ 時代の最先端をいくアパレルブランド「Kith」とコラボしたBMW i4 M50 by Kithを発売

　この記事をまとめると

■BMW i4 M50 に限定モデル「BMW i4 M50 by Kith」が発表された

■Bロニー・ファイグが率いるアパレルブランド「Kith」とのコラボモデル第二弾

■このモデル専用となる内外装により限定モデルであることを演出

　30分で完売したコラボモデルの第二弾

　BMWの高性能モデル「M」は、これまでガソリンモデルにしか設定されてこなかったが、2022年にBMW の電気自動車、i4に初のMモデル「i4 M50」が設定された。ベースであるi4をMならではのスポーティなルックスに彩り、それに相応しい動力性能が与えられたi4 M50はまた、Mが電動化時代でもBMWのハイパフォーマンス部門として存続していくというブランドの方向性を示したモデルでもある。

　そんなBMW i4 M50に限定モデル「BMW i4 M50 by Kith」が発表された。

　BMW i4 M50 by Kithは、何台ものBMW Mモデルを所有しているデザイナーのロニー・ファイグが率いるアパレルブランド、「Kith」とのコラボレーションモデルとなっている。「Kith」は、2020年にBMWと初めてコラボしており、第一弾として限定150台の「BMW M4 コンペティション×Kith」を発表、そのときはわずか30分足らずで完売したという。

　今回は第二弾としてBMW i4 M50をベースモデルに選択。その理由として、BMW i4 M50が持つ電気自動車初のMモデルという先進性とスポーツ性が、ストリートブランドである「Kith」の方向性とも合致したからだそうだ。

　外装は、深みのあるダークグリーンである「Kith バイタリティ・グリーン」で塗装された。これは、BMW史上初めてブランドパートナーの名前にちなんで命名された新色で、このモデルのみに設定された専用色だ。

　そして、BMWのブランドロゴには、外装色のリングを装着。そこには、パートナーシップ名、モデル名、年度、そして電気自動車であることが記されている。

　また、追加装備として、レッド・ハイグロスで塗られたブレーキキャリパーの「M スポーツブレーキ」、フロントグリルの縁やウインドウモールの縁を黒くした「M シャドーラインエクステリア・エクステンド・コンテンツ」などが標準装備となった。

　限定モデルを証明する刻印の入った内装

　内装は、キャラメルカラーのメリノ・レザーを採用。前後のフロアマットは、キャラメルレザーで縁取られた。そこには特別に製作された、「M」のロゴの文字を「Kith」のロゴに変更したロゴマークとMストライプの刺繍が施されている。

　また、ヘッドレストとフロントのセンターアームレストには「Kith」のロゴがエンボス加工され、さらにファイン・オーク・ウッドトリムに「Kith エクスクルーシブ エディション」の文字が、そしてフロントカップホルダーにはドイツ語で電気自動車を意味する「Elektro-Auto」の文字が、それぞれレタリングされる。

　ほかにも追加装備として電動ガラスサンルーフやハーマンカードンのサラウンドサウンドオーディオシステムを配したことで、快適でラグジュアリーな車内を作り出した。

「BMW i4 M50 by Kith」は1593万円となっており、世界限定6台のうちの1台が日本に導入される。注文受付は、残念ながらすでに締め切られた。また、「BMW i4 M50 by Kith」の発表を記念して、「Kith」では、今回のコラボで使用した「Kith バイタリティ・グリーン」や「キャラメル メリノ」のカラーを使用したファッションアイテム52点が販売されている。こちらにも注目したい。

　現在ニューヨークで人気爆発中のアパレルブランド「Kith」とのコラボによって、ストリートブランドが持つスタイリッシュでスポーティなイメージを手に入れた「BMW i4 M50 by Kith」は、Mというブランドの方向性をより明確にアピールしたモデルといえる。惜しむべきは、それを手にすることができるのは全世界で6人、日本ではたったひとりしかいないということだ。時代の最先端をいくスタイルと希少性を考えれば、1593万円というプライスも決して高いものではないだろう。

Comments

そんなブランド知らんし

どうせ走っていても世界に数台の車とは気付かない。