政府系車両や緊急車両が使用する道
正式な名称ではないのだろうが、初めてモスクワを訪れたときに取材先の日本人駐在員のひとから教えてもらったのがプーチンレーン。モスクワ市内の道路は基本的に中央分離帯が存在しないのだが、真ん中に太い実線の車線で区切られたレーンがある。このレーンを“プーチンレーン”として教えてもらったのである。政府関係の偉いひとや外国の要人車両、警察車両などの緊急車両の専用走行レーンとなっているようなのである。
日ごろからヘビーな渋滞がそこかしこで発生するのがモスクワ。政府系車両や緊急車両はその渋滞につきあうことなく、プーチンレーンを爆走して目的地へ向かうのである。大通りには信号機はほとんどなく、大通りを横切る横断歩道はまず見たことがない。渋滞していない時の一般車両の速度レンジも相当高いが、プーチンレーンを走る車両はさらに速度レンジが高まっている。数少ない信号機が赤でも、伝家の宝刀ではないがサイレンを鳴らせばなんなく通過することも可能である。
ルーフに青い回転灯をつけたBMW7シリーズなどの政府要人車両や、アウディA8のパトカーなど、不思議な話だがプーチンレーンを走る“特別なクルマ”は高級車が多かった。
仮にプーチンレーンのない道路で、政府関係車両や緊急車両が渋滞にはまった場合には、即座に反対車線を回転灯つけてサイレンを鳴らして爆走していく光景を今回も見かけた。
ただプーチンレーンと教えてもらったものの、実際にプーチン大統領の車列と思われるものには遭遇したことはまだ一度もない。
このレーンをどさくさまぎれに一般車両が走っているシーンは見たことがないので、余程罰則が厳しいのかなあと思うと同時に、このレーンを爆走するのはかなり危険なので、それ相当の“訓練”を受けた人しか運転できないのだろうなあとも思った。
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