F1日本GPの予選でクラッシュを喫し、決勝レースもピットレーンからのスタートとなったウイリアムズのローガン・サージェント。チームはサージェントは確実に成長していると考えているが、その成長が相次ぐクラッシュにより覆い隠されてしまっていると感じているようだ。
サージェントはオランダGPを皮切りに、夏休み明け以降何度かクラッシュを喫している。
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日本GPの予選では、最終コーナーでコースオフし、アウト側のバリヤにクラッシュ。マシンを大破させてしまった。
チームはこのマシンを修復するのは難しいと判断し、スペアモノコックを使ってマシンを新たに組み上げなければならないかった。しかしスペアモノコックに対する作業を早く始めてしまったことで、サージェントのシャシーが同時に2台ある……つまり今のレギュレーションで許されていないサードカーを使ったとみなされたことで、セッティングを変更したことによるピットレーンスタートだけではなく、10秒のタイムペナルティも科されることになった。
レース中にはアルファロメオのバルテリ・ボッタスとクラッシュ。これのクラッシュの責任はサージェントにあるとして、さらに5秒のタイム加算ペナルティが科された。ただ、接触によって負ったダメージは大きく、サージェントはレースをリタイアすることになった。
ウイリアムズのビークルパフォーマンス責任者であるデイブ・ロブソンは、サージェントのラップタイムはチームメイトのアレクサンダー・アルボンのモノに近づいてきていると指摘。しかし、クラッシュが相次いでいることで、それが目立っていないと語った。
「きっと、クラッシュのことが見出しになるんだろうね」
そうロブソンは語った。
「クラッシュが彼の安定したパフォーマンスを覆い隠していたと思う。今週末は実際に、それまでは非常にうまくいっていたんだ」
「鈴鹿は非常に難しいサーキットだ。しかし彼は金曜日に良い仕事をし、土曜日にはそれを踏まえて組み立てていった。しかし予選での1周目の最終コーナーで、コースを外れてしまった。それは本当に……本当に僅かなミスだったんだ」
「あのコーナーでは、コース脇の芝生に触れてしまったら、大きなダメージを受けることになってしまう。それは残念なことだった」
「しかしそうだね、ザントフールト以来のクラッシュが、確実に改善していたモノを覆い隠してしまっているのは当然だと思う」
ウイリアムズは新しいフロントウイングを投入する準備を進めている。もし今後もクラッシュが続くようなら、このアップデートの投入スケジュールに影響が及び、サージェントは旧仕様のまま走らなければならなくなる可能性があるとロブソンは示唆する。
「ある程度スペックを下げなければならない可能性がある。なぜなら全てのモノにはリードタイムが必要で、しかも世界中に発送しなければいけない。時間や予算は大丈夫であっても、新しいモノを用意するにはもう遅すぎるんだ」
サージェントのクラッシュにより、2024年に向けた開発予算に影響を及ぼすのかと尋ねられたロブソンは、次のように語った。
「パーツはすでに十分にあるから、おそらく来年にはあまり影響しないだろう」
「それはロジスティクスに関する課題だ。サーキットに向けて、実際にいくつ出荷すればいいのか? 次に何を送ればいいのか? そしてイギリスに何を送り返せばいいのか? そういう問題なんだ」
「だからあまりパニックになることはないと思う。シャシーを修理する必要はあるから、ファクトリーで少し時間がかかるだろう。しかしそれ以外の部分では、レースを続けていくのに十分のモノが残っているよ」
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