4月13日、2024年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦 スーパーバイクレース in もてぎのJSB1000クラス予選が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が決勝レース1のポールポジションを獲得した。2番手は水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)、3番手は岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)となっている。水野はセカンドトップタイムで中須賀を上回り、決勝レース2のポールポジション獲得となった。
好天に恵まれた土曜日。午前中に40分間の計時予選、午後には決勝レース1とJSBライダーにとっては忙しい一日。
【順位結果】2024全日本ロード第2戦もてぎ JSB1000 予選
予選セッションでは開始早々の3周目に中須賀が1分46秒872と、自身が持つコースレコードを更新し、リーダーボードのトップに浮上する。水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)が1分47秒005、岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)が1分47秒170で最初の勝負が終了。
セッション残り10分。全車がタイムアタックに専念。中須賀が1分46秒447とさらに自身のタイムを更新する。
残り5分。水野が1分46秒692と本来のコースレコードを更新し、中須賀に迫る。水野は最後までアタックを続けたものの届かず、中須賀が2戦連続ポールポジション獲得。水野はセカンドトップタイムで中須賀を上回りレース2のポールポジション獲得となった。
■JSB1000 決勝レース1 ポールポジション 中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
「コースレコードは狙っていました。今日は想定よりも暑くなったのでどうかなと思いましたが、しっかりとレコードタイムを出せてよかったです。先週のテストでの転倒の影響があってどうなるか分からなかったけれど、怪我の功名でうまく走ることができています。今日はこれまでより路面温度も上がって厳しいレースになるとは思いますが、最後までしっかり走りたいです」
「水野選手は気合いが入っているだろうし、お互い自分のペースで走りたいと思っているだろうから、前の取り合いになるかなと思っています。ほかのみんなも調子を上げているので、冷静に対処していいレースがしたいです」
■JSB1000 決勝レース2 ポールポジション 水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)
「コースレコードは更新しているので決して悪いタイムではありませんが、それ以上にトップが速くて負けてしまいました。レースウイークに入り木曜日の手ごたえはよくなかったのですが、金曜日に上げることができ、予選はいいフィーリングで臨むことができました」
「ファーストベストタイムは負けましたが、セカンドベストだったりアベレージタイムだったり、決勝に向けてはいい内容で終えられました。テストやレースウイークの流れから、決勝は中須賀選手と一騎打ちになるかと思いますが、周りもプッシュして出てくるだろうと考えています。ここまでしっかり準備してきたし、ドゥカティの優勝が獲れるよう頑張ります」
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